ごはんが美味しい。お菓子が美味い。 あと、ヤミツキになったルーティンがある。お風呂上りに食べるアイス。浴室から腰タオルのままキッチンに現れ、冷凍庫から霜のかかったハーゲンダッツを取出し、チョコチップの表面をスコップのようにスプーンですくい出す。至福だよ。良過ぎるだろ。 ただ、それだけではない。買いたてのハーゲンダッツを夢想したら、思い出した。何、あの固さ。表面をこじ開けるのに、どれ程のパワーを使っているだろうか。美味しいからカンベンしてあげてるけど、並みの美味しさだったらとっくの昔に糾弾してる。 ……ちょっとイラついてしまいましたが、大丈夫です。どうやら、こんなお助けアイテムがあるらしいから。デザイナー・寺田尚樹氏が開発し、株式会社タカタレムノスが昨年の11月末より発売している『15.0%』は、カチカチに凍ったアイスを食べるためのスプーン。なぜかこのスプーンを使うと、サクッとアイスがすくえ