米Microsoftは,米AT&Tと係争中の特許侵害訴訟に関し,米連邦最高裁判所で行われる口頭弁論に臨む。それに先立ち,Microsoftは米国時間2月21日,同社の上級副社長兼顧問弁護士であるBrad Smith氏のコメントを発表した。 この係争は,AT&Tが起こした2001年6月の特許侵害訴訟に端を発する。AT&Tは,音声コーデック関連特許がMicrosoftの電子会議ソフトウエア「NetMeeting 2.0」に侵害されたと主張している(関連記事)。 ニューヨーク州南部連邦地方裁判所は2004年5月にAT&Tの主張を認める判決を言い渡した。Microsoftは控訴したが,米連邦巡回控訴裁判所は地裁の判断を支持し,Microsoftの責任を認めた。その際,控訴裁は,「米国外で製造されたWindows製品であっても,Microsoftが特許侵害の責任を負うべき」との判断を下している(関連
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