米消費者製品安全委員会(CPSC)とカナダ保健省,および米Hewlett-Packard(HP)は米国時間2009年5月14日,HPが同社製ノート・パソコン用バッテリの自主回収/無償交換を実施すると発表した。発熱による発火の危険性がある。該当バッテリをパソコンから直ちに取り外して使用を中止し,HPに問い合わせるよう呼びかけている。 問題のリチウム・イオン・バッテリは,2007年8月~2008年3月にHP/Compaqブランドで販売したノート・パソコンの付属品。オプション品やサービス交換品として単体販売もした。約7万個が出回っている見込み。CPSCとHPには,発熱/破裂に伴う小規模な発火/火災の報告が2件寄せられている。人的被害はなかったという。 回収対象バッテリのラベルには,以下のいずれかの識別コードが記載してある(「^」の部分には,何らかの文字または数字が入ることもある)。HPは詳細な情