米Googleは現地時間2010年3月30日、ベトナム人ユーザーを狙ったサイバー攻撃が発生しており、既に世界中で数万台のコンピュータがマルウエアに感染している恐れがあると警告した。 ベトナム語のキーボード・ソフトウエアなどにマルウエアが含まれており、そうしたソフトをダウンロードしたコンピュータが感染した恐れがあるとしている。マルウエア自体は高度ではないものの、危害を加える目的で利用されており、感染したマシンは、ユーザーの行動を監視したり、DDoS攻撃を仕掛けたりする。 Googleは、これらの攻撃にはベトナムのボーキサイト開発に対する反対意見を抑制する目的があると見ている。実際、攻撃はそうした意見を述べているブログに向けられているという。パソコンが感染している疑いがある場合は、信頼できるアンチウイルス・ベンダーのソフトを使って対策をとるよう勧めている。 New York Timesなど欧米
![Google、ベトナム人ユーザー狙うサイバー攻撃を警告、既に数万台が感染](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)