マイクロソフトは4月25日、台湾の大手電子機器メーカー、ペガトロン(Pegatron)と特許ライセンス契約を結んだと発表した。 このペガトロンは、相手先ブランド向けに端末の設計や製造を請け負うODM(オリジナル・デザイン・マニファクチャラー)と呼ばれる企業で、電子書籍端末やスマートフォン、タブレット端末などを製造している。 マイクロソフトはペガトロンが製造する、米グーグルの基本ソフト(OS)搭載端末について、端末の台数に応じて特許ライセンス料を受け取るという契約を結んだ。同社は昨年、台湾のコンパル・エレクトロニクス、クアンタ・コンピュータ、ウィストロンとも契約しており、今回で台湾の大手ODM 5社のうち4社と契約したことになる。 マイクロソフトによると、世界のODMのうち、昨年契約した台湾3社による、グーグルのOSを搭載する端末の売上金額ベースの世界シェアは合計55%。つまりマイクロソフト