米連邦取引委員会(FTC)は現地時間2013年3月7日、膨大な量の迷惑メールを配信した疑いで、モバイルスパム業者とその関係者など29人を提訴したと発表した。 FTCによれば、これらスパム業者らは、消費者に対して大手小売店のギフトカードが無償で手に入るという内容のテキストメッセージを1億8000万通以上送りつけ、詐欺サイトに誘導しようとした。 このスパムの手口では、テキストメッセージのリンクをクリックすると、ユーザーは入念に細工されたWebサイトに誘導され、ギフトカードや賞品を獲得するために必要だとして個人情報の入力や、複数のサービスへの登録を要求される。消費者から集められた個人情報は、マーケティングに利用する目的で第三者に販売されたとFTCは見ている。 FTCは、スパム業者に対する7件の訴訟と、詐欺サイトの運営者に対する1件の訴訟を全米で起こした。また、29人の中には2011年に迷惑なテキ