米パケッティアは帯域管理装置の大手メーカー。2006年にWAN高速化装置のメーカーを買収するなど,事業領域を拡大してきた。同社のコテCEOに,企業ネットワーク環境で今後進むと見られる重要な動向や,競合メーカーとどのように差異化を図るかなどを聞いた。(聞き手は島津 忠承=日経コミュニケーション) --2007年以降の企業ネットワークでは,どのような動きが進むと考えられるか。 いくつか考えられる。一つは,IPベースの音声や動画データの重要性がいっそう増すことだ。あらゆる音声データがIP化され,企業ネットワークに流れるようになる。そのボリュームは,既存のデータ・トラフィック並みに大きくなるだろう。さらに,動画データは音声より大きな帯域を要求する。これらを確実に伝送するには,帯域を適切に制御する仕組みが必要になる。 ここで大切なのは,トラフィックの中身を詳しく識別した上で帯域を制御すること。一口に
インターネットTVのBrightcoveが5950万ドルを調達,New York Timesなどが出資 インターネット・テレビ(TV)サービスを手がける米Brightcoveは,シリーズC投資(3回目の投資ラウンド)で5950万ドルの資金を調達した。Brightcoveが米国時間1月17日に明らかにしたもの。 Brightcoveは,サービス・プロバイダなどに対してインターネットTVサービスを提供する企業。2004年に設立し,マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く。これまで米Warner Music Group(WMG),ソニーとドイツBertelsmannの合弁会社Sony BMG Music Entertainment(Sony BMG),米TiVoなどとTV番組配信などに関する契約を結んだ実績がある。 新たに5950万ドルの資金を得たことで, Brightcoveは「海外展開を加
米Appleは米国時間1月17日に,2007会計年度第1四半期(2006年10~12月期)の決算を発表した。売上高は71億ドルで前年同期の57億ドルと比べ24%増加,純利益は過去最高の10億ドル(希薄化後の1株当たり利益は1ドル14セント)で前年同期の5億6500万ドル(同65セント)を2倍近く上回った。粗利益率は31.2%で,前年同期の27.2%から拡大した。 同社CEOのSteve Jobs氏は,「売上高が70億ドルを超え,純利益が10億ドルに達した当期の業績にたいへん満足している」と述べた。 当期に出荷した「Macintosh」は160万6000台(前年同期比28%増),「iPod」は2106万6000台(同50%増)。 「iTunes Store」を含む音楽関連製品およびサービスの売上高は6億ドルで,前年同期と比べ29%成長した。 地域別でみると,米大陸の売上高が35億ドルで前年同
インターネットビデオ企業BrightcoveがThe New York Timesをはじめとする投資家から5950万ドルを調達した。 Brightcoveはメディア企業がブロードバンド環境を利用してインターネットで映像を配信できるよう、支援している。同社は参入企業の多いビデオ共有の分野で、YouTubeに戦いを挑んでいる。 Brightcoveは米国時間1月17日、声明を発表し、調達した資金で国際市場へのビジネス展開を進める計画だと述べている。またより多くの資金援助を得られれば、淘汰の進むインターネットビデオ分野において、厳しい状況を切り抜けやすくなるという。 世間でオンラインビデオが大きな話題として取り上げられるようになってからたった1年で、YouTube1社が業界を牛耳るようになった。近頃実施された調査によると、オンラインビデオを視聴する人の約半数は、一般ユーザーが投稿したビデオクリッ
3Dグラフィックスの空間内で、土地を買い、モノを作り、販売する。50万人ものユーザーが第2の人生を演じ、あたかも現実世界のような経済の営みするネット上の仮想空間が「Second Life(セカンドライフ)」である。米国を中心に利用者が急増している同サービスを運営する米リンデン・ラボのロビン・ハーパー コミュニティー開発兼サポート担当副社長が2007年1月18日、来日して講演した。 「Second Lifeはゲームではない」。登壇したハーパー氏は、冒頭でこの言葉を強調した。倒すべき敵がいるわけでも、特定の目的があるわけでもない。Second Lifeは、通常の世界で不可能であることを実現するための空間なのだという。現実の職業、年齢、性別は関係なく、自分の好きなように人物を演じることができる。空間内を歩き、飛び、テレポートもできる。建築物や乗り物、衣服などのオブジェクトを自由に創造できる。「現
Appleはこの第1四半期で2100万台の「iPod」を販売したが、経済アナリストらは米国時間1月17日、2007年6月出荷予定の「iPhone」についてそれと同数にも及ぶ多くの質問をApple幹部らに対し投げかけた。 Apple幹部らからはAppleのiPhoneに関し、同社最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏が先週Macworldで発表したこと以外に新しい発表はなかった。Appleは17日午後電話会議を開き、予想をはるかに上回った同社の第1四半期の業績について話し合った。 AppleのiPhoneは、基本的にはワイド画面のビデオiPodで、電話をかけたり、ウェブを閲覧したりすることができる。同社は同製品をCingularの携帯電話ネットワークに組み込み、6月に出荷予定である。iPhoneに関する最も多い質問の1つは、AppleがなぜCingularのEDGE(Enhanced
ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田 覚氏による好評連載。今回はWindows Vistaと同時に発売になる「2007 Office system」について。全部入りのパッケージ「professional」の実売価格は通常版で6万円強、「Standard」でも5万5000円と高価だが、戸田氏は「借金してでも買う価値がある!」と断言。その魅力を語る。 久々に、感動するほど素晴らしいソフトに出会えた。「2007 Office system」(以下Office 2007)だ。「なにを、いまさら……」と思われるかもしれないが、これは、忌憚(きたん)のない実感で、Officeを使うすべてのビジネスパーソンにおすすめしたいと思っている。 確かに、新しいソフトが出たときには、ネガティブな意見が多く出てくる。 動作が重い、いらない機能ばかり、慣れたインターフェースではない、値段が高い、自分には使いこなせない
土木構造物も注目!グーグルアースでリアルな明石海峡大橋が見られます 管理人のイエイリです。 先日、グーグルアース上でリアルな東京タワーや梅田スカイビルが見られる という話を書きましたが、今日はナ、ナ、ナ、ナ、ナント 明石海峡大橋もデビュー していたことを発見しました。 上記のようにリアルな明石海峡大橋の3次元モデルも見られるようになっていたので ありました。 海面上に、航空写真と思われる道路の写真が写っているのはご愛嬌として、 世界に誇る日本の土木構造物である吊り橋が、グーグルアースで見られるのは うれしいですね。 このモデルは、Mason Thrallという方が提供したようです。 日本を代表する黒四ダムや長島ダムも、検索してみましたが見つかりませんでした。 みなさん、日本の代表的土木構造物のモデルをお持ちでしたら グーグルアースに投稿しよう ではありませんか。
2006年に大きく取り上げられた話題の1つが、ウェブ2.0だったことは間違いない。グーグルやYouTubeについての記事、書籍が数多く登場し、ロングテールやCGM(Consumer Generated Media)というコンセプトが語られてきた。 ただ、一部の先進的な人々を除けば、大多数のビジネスパーソンは、いまだウェブ2.0を「トレンドについてのお勉強対象」としてしか捉えていないようだ。「何か新しいことが起こりつつあるようだが、当面自分のビジネスに直接は関係しない」というのが大方の意見だろうし、「(ネットでの口こみマーケティングや広告展開を除いては)自分のビジネスにウェブ2.0をどう活用できるか、さっぱり分からない」というのが本音かも知れない。 中長期的に大きな変化をもたらしそうな事象であるウェブ2.0と、現在の自分のビジネス戦略とを結びつけて考える。そのために有効な手法の1つは、古典的
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