それによると、2011年における世界のタブレット端末の出荷台数は6000万台になる見込み。これは前年の1740万台から245.9%増という数値だ。 IHSアイサプライは前回調査で2011年の出荷台数を5890万台と見積もっていたが、これを上方修正した。 このうちアイパッドの出荷台数は4420万台になると同社は見ている。3月に発売した「アイパッド(iPad)2」は、生産が需要に追いつかないという問題を抱えていたことからIHSアイサプライは当初、アイパッドの出荷台数が4370万台になると考えていた。 しかし今は生産体制が整っており、年末商戦に向けてアップルは需要に十分に応えられるという。 また同社が予測する、タブレット端末の全出荷台数に占めるアイパッドの割合は2011年で74%。その後はライバルメーカーが台頭してくることから2015年には43.6%にまで低下するという。