労組日本プロ野球選手会の松原徹事務局長が27日、都内のNPB事務局を訪れ、日本野球機構実行委員会とセ・パ両理事長あてに「統一球問題に関する当会の要望と見解」を提出した。 実際に提出された文書は、加藤コミッショナーの“解任要求”とも受け取れる厳しい内容。 一連の騒動の原因として、NPBの組織構造上に問題があったことを指摘した上で「とりわけ、プロ野球の将来について消極的で責任回避的な人物がこれまでコミッショナーを務め続けてきたことにある」と、名前こそ明記していないが、加藤コミッショナーを批判した。 さらに新しいコミッショナーの条件にまで踏み込み「今後のコミッショナーはプロ野球の将来についてビジョンと責任感を持った、強いリーダーシップを発揮できる人物」などと求めている。 松原事務局長は28日に初会合が開かれる第三者委員会に対して「コミッショナーのあり方等々、しっかりした体制になっているか