(@Press) - 株式会社ミエリ(所在地：愛知県名古屋市、代表取締役：下辻 要)は、TwitterやUstreamなど話題のソーシャルメディアによる個々の発信を、中部エリアで集約した草の根情報発信ポータルサイト「しゃちったー」を6月10日に公開しました。「しゃちったー」は同社のSaaS型ホットメディアサービス『ホッとなう』をベースに開発しました。 これにより、地域からの新鮮な情報をリアルタイムでキャッチし、Twitterを使う人・使わない人を問わず、地域の「今」を知っていただくことができます。今後は、各種メディアやリアルイベントとの連携を通じ、中小企業や個人の草の根発信、横つながりを支援することで、地域活性に貢献してまいります。 中部エリアの情報発信ポータルサイト「しゃちったー」 http://shachitter.jp ■「しゃちったー」への掲載方法 「しゃちったー」の投稿欄もしくは

〈メディア激変１４〉現場から―１　１４０字の断片をつなぐ2010年4月17日2時26分 印刷 ソーシャルブックマーク ツイッターでの記念撮影呼びかけに集まった「大名なう」参加者ら＝２月１４日、福岡市中央区、古田大輔撮影 「おはようございます。『中の人』です。いよいよ今日から福岡・大名のツイッター社会実験です」 ２月１２日朝、「@asahi_seibu」が発信を始めた。福岡にある朝日新聞西部報道センターのツイッター名。「中の人」とは、メディアなどの組織内部の人間、といった意味だ。 担当したのは、入社８年の古田大輔記者（３２）と１０年の江崎憲一記者（３７）、１７年の本山秀樹デスク（４３）の３人。 「アナログ人間」を自称する江崎記者と、昨秋、電子書籍端末「キンドル」を真っ先に購入した古田記者。２人は別々に街の話題を取材する中で、この「実験」を知った。 そして３日間のイベントを舞台に、街を歩き、声

〈メディア激変１１〉地域から―１　街に人々を呼び込む2010年4月17日2時25分 印刷 ソーシャルブックマーク 「大名なう」はＦＭラジオとも連動、アイフォーンで動画をネット生中継した（左は杉山隆志さん）＝福岡・天神、金川雄策撮影 「ツイッター見た方レギンスプレゼント中ですよ」「大名時計を探せクイズ現在進行中」 福岡市の繁華街、天神の西側に、大名と呼ばれる５００メートル四方ほどの地区がある。静かな街並みに、衣料品店や飲食店などが点在するこの地区で、２月１２日から３日間、「大名なう」というイベントが行われた。 参加５４店舗は期間中、一斉に街の魅力、店の情報をツイッターで発信。ネットの投稿の連鎖が、街にどれだけの人々を呼び込み、活気を与えるか。そんな「ツイッター実験」だ。 「初めはツイッターの広がりも、よくわからなかった」。大名で衣料品店「グワナー」を経営する大坪潤さん（３７）は、若手有志の集

〈メディア激変１３〉地域から―３　通学バスを運転する手で2010年4月17日2時25分 印刷 ソーシャルブックマーク 「大名なう」に合わせて、梶原伯夫さん（左）を案内役に、東峰村の見どころ紹介のビデオを撮影 朝７時すぎ、梶原伯夫さん（５６）の一日は、スクールバスの運転から始まる。村立小石原小学校へ、４キロ以上離れた１９人の児童を乗せて往復４０分。夕方の下校時も２回、ハンドルを握る。 村でただひとりの観光タクシー運転手でもあり、チンゲンサイの栽培も手がける。 博多から高速を使って車で約１時間。福岡県東部、大分との県境にある東峰村。焼き物で知られる小石原村と、かつて炭鉱で栄え、棚田でも知られる宝珠山村が合併し、５年前にできた人口約２６００人の南北に長い中山間地だ。 「知らないのは若い人の嫁さんぐらい」という梶原さんには、もう一つ「住民ディレクター」という顔がある。村が約３年前から取り組む活動で

〈メディア激変１２〉地域から―２　住民ディレクターの発信2010年4月17日2時25分 印刷 ソーシャルブックマーク ツイッターの手ほどきを受ける梶原伯夫さん（中央）と、それを撮影する岸本晃さん（左）＝福岡県東峰村 「空気のいい所です。ぜひ、東峰村にも来ていただきたいと思います」 先月２１日、福岡・博多、那珂川に面したイベント会場。「新しい情報発信のセカイ！」と題した講演会で、スクリーンに映し出されたのは約５０キロ離れた大分との県境、東峰村の観光タクシー運転手、梶原伯夫さん（５６）だった。 梶原さんがいたのは村の情報発信施設「メディアカフェ」。ネット生中継サービス「ユーストリーム」を使い、イベントに参加していた。 ツイッターによる情報発信で街の活性化を試みるイベント「大名なう」第２弾が、この日をはさんで４日間、福岡・大名地区と東峰村を結んで行われた。 講演会はこれに合わせて、ＩＴジャーナリ