チェスの世界チャンピオンを打ち負かせたことで有名なコンピュータープログラム「ディープ・ブルー」の開発を行ったIBMワトソン研究所のディープ・コンピューティング研究グループが、新たに解像度1kmの「ディープサンダー」という数値天気予想システムを開発した。IBMではこのシステムを用いることにより1km四方ごとの天気を予報することができると述べている。 このシステムの大きな特徴は天気予想システムが今後48時間の天気の変化を3DのCGアニメ化して出力できるところにある。顧客の細かな要望に合わせて顧客ごとに異なった地域の天気予報をCGアニメのデータとして生成。それを電子メールなどで直接、その顧客のPCや携帯電話に送信することで顧客はいつでもどこでも最新の天気予想を入手することができるように工夫がされている。 まだ、製品化には時間がかかりそうだが、こういったプログラムが実用化されれば気象予報士はお払い
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