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ブックマーク / www.atmos.rcast.u-tokyo.ac.jp (4)

  • 2018年夏の猛暑・豪雨と偏西風の蛇行 - Shion's Webpage

    私たちがしばしば「異常気象」とよぶ,数日以上にわたって極端な天候となる現象には,上空の偏西風(ジェット気流)の大きな蛇行が関連していることが多くあります。ここでは,2018年6月末の関東甲信の記録的に早い梅雨明け,7月上旬に発生した「平成30年7月豪雨」,そして7月中旬以降の「災害級の暑さ」について,偏西風の蛇行という観点からまとめた動画を紹介します。 2018年夏の猛暑と豪雨に関しての詳しい解説は,異常気象分析検討会の結果に基づく気象庁の報道発表資料「平成30年7月豪雨」及び7月中旬以降の記録的な高温の特徴と要因について (PDF資料全文) を参照ください。 ジェット気流には,おおまかに言えば「亜熱帯ジェット気流」と「寒帯前線ジェット気流」の2種類が存在します。下の動画では「亜熱帯ジェット気流」の位置を黄色い3線で,「寒帯前線ジェット気流」の位置を緑色の3線で表しています。ジェット気

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    sky-graph 2019/03/05
  • 気象・海洋・気候に興味を持つ方へ|気候系のhot spot:熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動 - 文部科学省 科学研究費補助金 新学術領域研究

    「この冬はエルニーニョだったから暖冬だった」、「ラニーニャだったから寒冬だった」というニュースを聞いたことはないでしょうか?「エルニーニョ」とは太平洋東の赤道付近の海の温度が上がり、「ラニーニャ」は逆に下がる現象です。赤道で海の温度が上がると、その上にある空気が暖められ軽くなり、上昇するため、巨大な積乱雲が生じやすくなります。この影響が世界中へ伝わる大気中の大きな波を引き起こし、日のみならず世界各地の異常気象の原因となります。 図1. エルニーニョとラニーニャが発生した冬の差の図。赤い領域ほどエルニーニョの冬がラニーニャの冬より水温、気温が高く、雨が多いことを示す。 エルニーニョの発生する赤道域と日とは遠く離れているのに、エルニーニョは日の気候にも影響します。でも日のすぐ近くの海の変動が日の気候に影響する、と聞いたことのある人はいるでしょうか? 図2. 2011年1月1日の世界の

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    sky-graph 2016/02/24
  • 気候系のhot spot:熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動 - 文部科学省 科学研究費補助金 新学術領域研究

    課題では、中緯度気候系の随一の“hot spot”である極東・北西太平洋域に焦点を当て、アジアモンスーンと黒潮・親潮の強い熱輸送による「熱帯と寒帯とのせめぎ合い」の下で、海洋から大気への莫大な熱・水蒸気の放出をもたらす大気海洋(海氷)間の多様な相互作用現象の実態とメカニズムの解明を目指す。気候関係の異分野の研究者が共同し、黒潮続流域での現場観測と地球シミュレータでの数値モデリングや最新の人工衛星観測データ等の解析を有機的に融合することで、中緯度海洋が大気循環や表層環境の形成・変動に果たす役割を同定し、我々が萌芽させた気候研究の新概念の確立を目指す。 2016-2-1 A02-5班代表 野中正見グループリーダー代理(海洋研究開発機構)と領域代表 中村尚教授(東京大学)らが、平成28年2月1日当新学術領域研究成果に関するプレスリリースを行いました。 【詳細】プレスリリース 2015-12-1

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    sky-graph 2016/02/24
  • 研究内容 » 温帯低気圧|東大先端研 中村・小坂研究室

    温帯低気圧 キーワード 「温帯低気圧・高気圧、ストームトラック」 温帯低気圧・高気圧は、移動性擾乱とも呼ばれます。中緯度に住む我々が経験する日々の天気の移り変わりの多くは、これらの活動によってもたらされます。移動性擾乱は一般的に、中緯度の偏西風帯を西から東へと伝播し、低気圧が近づく地域では天気がぐずつき、高気圧が近づく地域では晴天となります。移動性擾乱に伴う風は、温帯低(高)気圧の中心を左(右)に見るように吹くため、擾乱の通過に伴って、風向きが変化します。多くの場合、低緯度方向から吹く風は温かい空気を運び(暖気移流)、高緯度方向から吹く風は冷たい空気を運びます(寒気移流)。従って、日上空を移動性擾乱が頻繁に通過する春や秋には、日付近の天気や気温は一週間程度の周期で変化することが多くなります。 移動性擾乱は、対流圏におけるグローバルな熱収支においても重要な役割を担っています。低緯度地域は

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