現状、アニメへの投資はギャンブルに近い まつもと「ですが、商品化の窓口権を行使することで回収はできますよね?」 安藝「それは僕自身があまり望まない方法なんですよ。つまり、先ほど申し上げたように色んな商品が出たほうが良い。出資したからといって、その窓口を独占しないほうが良いと考えています。 実際、パブリッシャー以外はほとんど回収できないんですよね。第三者出資では全社ほぼ回収できないはずです。もちろん“バカ当たり”した作品は、通常のマーチャンダイジングでも大いに回収できるので、そういう作品に巡り会えるかどうかになっちゃう」 まつもと「そうなるとギャンブルですね」 安藝「ギャンブルだし、そもそも大当たりが有望な作品だと、僕らには声が掛からないわけです。一部でホールドしちゃいます」 まつもと「例えば大手の玩具メーカーさんとか?」 安藝「玩具メーカーというよりは、今はパブリッシャーや原作を持っている
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