先日のエントリー「素直な疑問:数字には四桁ごとにテンを打った方が日本人には読みやすくないか?」に関しては、四桁法での数字に関しての妙な盛り上がりをしてしまったが、本当に言いたかったことは、「素直な疑問」の大切さである。 どの会社でもあることだと思うが、会議の議題を活発に話し合っているにも関わらず、実はその議題の前提になることを皆がちゃんと理解していなかったり、ということが良くある。 たとえば「なぜダムを建設する必要があるのか」に関しての共通の理解を持たずに「ダムを川のどこに建設すべきか」を議論するし始めると、 「この場所に作った方が貯水量が多い」 「いや、こっちに作った方が落差が取れる分、総発電量はかせげる」 「でも、そこに作るとかなりの数の畑が水没してしまう」 「そうだ、その人たちの移転コストはどこが負担するんだ?」 「そもそも、ダムなんてこの村には必要ないんじゃねえか」 「そうは言って
「低級言語を扱う小僧め」――バイナリアンたちにこう笑われても涼しい顔でいられるよう、JavaScriptが持つすばらしい言語機能を3つほど紹介しよう。 JavaScriptというプログラミング言語は一時期、貧弱な開発ツールや、HTMLページ用の文書オブジェクトモデルとして複雑で一貫性に欠けること、ブラウザによって実装が異なることなどが原因で、あざけりの対象となっていたことをご記憶の方も少なくないと思う。事実、JavaScriptをまったく知らなければ、Javaのサブセットや下位バージョンであるかのような印象を持つ方もおられるのではないだろうか。 だがしかし、JavaScriptの非同期通信を利用した技術にAjaxという名前がつけられたこともあり、この悩ましい言語は現在、Web 開発用に最も広く利用できるスクリプト言語としての地位を確立するに至っている。しかし、Ajaxに最も精通したあるエキ
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