Cluster Tech Blogははてなブログへお引越ししました 引き続きそちらで記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!
※こちらは先日実施された DeNA インフラエンジニア / SRE MEETUP で話した内容を Blog 記事化したものです! こんにちは!IT基盤部の熊谷です。IT基盤部にて大規模ゲームのインフラを見ている 新卒2年目のインフラエンジニアです。この記事では “DeNA でのデータベース運用とそのツラミ” と、“TiDB導入への検証・検討” をご紹介させていただきます。 データベースの最適解 DeNA のデータベース構成は最適解を求めて改良を積み重ねてきました。最初期の構成、(便宜上、第1世代と呼びます) では VM Instance 上に MySQL を構築し管理する MySQL on EC2 構成。続く第2世代では、マネージドサービスを駆使した Aurora MySQL 構成。この2世代の中で生じた “ツラミ” を解消する次の世代、言わば 第3世代に該当する新しいデータベース構成を現
この記事は JPOUG Advent Calendar 2021 - Adventar 17日目の記事です。 昨日はShinodaさんの「Oracle Database から PostgreSQL への接続を試す - Qiita」でしたね。 いやーOracle Database Gateway for ODBC全然使ったことがなかったので、これはぜひやってみよ…あれ、RDSでできるの?明日AWSサポートに早速連絡してみよう… 最近ブログを書く頻度がアドベントカレンダー以外書く頻度がない感じになってきております…コレハ、マズイ、ゾ!!笑 さて弱気な内容はおいておいて…ここ最近、ろくに活動もできなかったのはこれをやっていたからなのです。 そうよくある、(꜆꜄•ω•)꜆꜄꜆オンプレOracleからRDSに移行した話。 今更感あるのですが、私と同じミスを減らすきっかけになれば。と思い、書いてみます
GitレポジトリのホスティングサービスGitLab.comは2020年の5月に 6TB あるPostgreSQL 9.6クラスターをたった2時間のメンテウィンドウ中に11.7へアップグレードしました。 GitLab.comのエンジニアブログに、このPostgreSQLのメジャーアップグレードプロジェクトが解説されていたので、かんたんにご紹介します。 How we upgraded PostgreSQL at GitLab.com | GitLab ポイント PostgreSQL 9.6から 11.7 へのメジャーアップグレード 2時間のメンテナンスウィンドウ内でアップグレード完了 データサイズは6TB DBクラスターは GCP 上の 12台の VM インスタンスで構成 クラスターはアップグレード用の8台とリカバリー用の4台に分割 pg_upgrade & ハードリンクでインプレースアップグ
突然ですが... あなたは、あるゲームプロジェクトの本番リリース2日前にサーバエンジニアとしてJOINしました。いざリリースを迎えたとき、ElastiCacheのメモリが突然危険域を超え、さらにあと2時間で枯渇しそうな状況になりました。 さて、この状況におかれたあなたは何をしますか? はじめに モバイルゲームのシステムは新しいイベントをopenするとトラフィックが2倍、3倍、時には普段の10倍以上来ることがあり、トラフィックの変動が非常に大きい特性があります。 新しいゲームのリリース時はより顕著で、想定以上のトラフィックが来ることもしばしばあります。 この記事は、あるゲームプロジェクトの本番リリース時に大規模トラフィックが来た際のサーバトラブルを題材に、 どのような観点で問題を切り分けていったのか、トラブルシュートのプロセス どのような準備(負荷テスト)をしていれば防げるのか という話をし
エンジニアリンググループ AI・機械学習チームの金山 (@tkanayama_)です。今回は、私が立ち上げ段階から主担当として推進しているプロジェクトである、サイトトップページのコンテンツを自動更新するシステムの開発について書きます。後のA/Bテストにより、このシステムは年間換算で1億円規模の売り上げ貢献をしていることを示すことができました。この記事では、こうしたインパクトの大きいプロジェクトがどのように進行したかを説明します。よく弊社のブログや勉強会などで語られる「エムスリーはROIを重視する風土がある」ことの一例だと思って読んでいただければと思います。 (なお、タイトルに「AI」や「1億円」という強い言葉を並べてしまったことをここに懺悔します。) プロジェクトの概要 エムスリーでは、医療従事者向け総合医療情報である「m3.com」というウェブサイトを運営しています。このウェブサイト上に
Webフルスタックエンジニアになるためのチェックリスト Zennでの投稿にあたって この記事は、2020/03/22に自分のgithubリポジトリで公開していた内容を、Zennのgithubリポジトリ連携機能を用いて一般公開したものです。 投稿にあたって、Zennの記事連携フォーマットに準拠する以外の修正は加えておりませんので、一部Zennというプラットフォームの方針や雰囲気に合わない内容などあるかもしれません。あらかじめご了承ください。 はじめに 日本のWeb開発業界で「フルスタックエンジニア」になるために必要な知識を、個人的経験からまとめました。 フルスタックエンジニアの定義ですが、ここでは、 企業で開発リーダー/テックリードとして、Webブラウザアプリケーションを前提としたサービスの立ち上げからリリース、運用まで面倒を見られる。 というロールと仮定し、前提条件としては、どちらかという
こんにちは、滝澤です。 前回の記事『WireGuardによるマルチクラウド構成VPNの事例紹介』に引き続き、社内事例を紹介します。 弊社ハートビーツではMSP(Managed Service Provider)サービスの可用性向上のために、社内基盤をマルチクラウド構成で運用しています。 複数のクラウド拠点のネットワーク間をWireGuardというVPNトンネルのソフトウェアで接続しています。 さらに、リレーショナルデータベース管理システムにはMySQLを利用しており、MySQLのレプリケーション機能の一つであるGroup Replicationを使って拠点内および拠点間における冗長化を行っています。 今回はこのMySQL Group Replicationの利用事例を紹介します。 行っていることをまとめると次のようになります。 マルチクラウド構成(Azure, AWS, GCP)において、
DBのようなデータを抱えるStatefulアプリケーションを動かすためには、Kubernetesと連携したストレージが必要不可欠です。特にプライベートクラウドでは、Kubernetesと相性の良いストレージを選ぶことが重要になります。本講演では、弊社で取り組んでいるStatefulアプリケーション向けKubernetesにおけるストレージ選びの5つのポイントについて紹介します。
Redis不適切利用による問題は本番運用が始まってから顕在化することが多く、時限爆弾みたいな存在です。事前に防ぐにはコードレビュー段階で叩くしかありません。 Redisはスクリプト言語と相性が良く、適切に利用するとRDBと比較し驚くほど高速なプログラムを組むことができます。昨年尊敬する先輩にコードレビューで斧100本くらい(レビューコメント)投げられて血まみれになりつつ学んだことを、まとめて書いてます。概要は『消えても良いデータならRedis』 Redisのメモリが溢れたら... (この話は事実ではなくファンタジーです。) 深夜電話で叩き起こされました。どうやらアクセス障害みたいです。 何人かで実機確認したら、まったくゲームが遊べない。データ不整合怖いのでメンテIN。 ほどなくしてRedisが溢れメモリ不足で新規書き込みが出来なくなっていると判明。サーバのメモリ容量は64GByteでこれ以
こんにちは、Hazama チームの萩原(@hagifoo)です。 ハードウェアは故障し、ソフトウェアにはバグがあり、運用ではミスがおきるもの。もちろん、障害が発生しないのが理想ですが人間が作ったものに完璧はありません。そこで、障害の前兆や発生を捉え、その詳細を運用チームに知らせるための監視システムが必要となります。cybozu.com でも以下のようにありとあらゆるものを監視するシステムを構築し日夜監視を行なっています。 今回は、そんな cybozu.com の監視(モニタリング)システムについてお話しします。 cybozu.com と障害 監視システムの設計 3つの監視 外形監視 症状監視・リソース監視 ログ監視 その他の監視 モニタリングフレームワーク 誰が監視者を監視するのか? まとめ cybozu.com と障害 まずは、監視対象である cybzou.com について説明します。
某社との合同勉強会のLTで発表したMongoDBを半年運用してみたが、えらいはてブされててびっくり。。。あのままだとMongoDBは絶対使わないって結論になっちゃいそうなので、自分をフォローする形でエントリを書きたいと思います。 資料はこちら。 Mongo DBを半年運用してみた View more presentations from Masakazu Matsushita コネクションエラー多発 これは、7月にmongosの場所がmongodからSocketサーバ/Webサーバ/管理サーバに移動した件と関係しています。 まず、Socketサーバ/Webサーバ/管理サーバともにJavaで実装されているので、MongoDBへの接続はJavaの公式ドライバーを利用しています。当初のドライバーの利用方法は、 // Shard1, Shard2, Shard3のPRIMARYと同居してるmong
JOIN 禁止の話に、いまだに絡んでくれる人がいた。 ■「艦これ」から、ソーシャル系のサーバ構成を考える - SQLer 生島勘富 の日記 僕が以前に書いた本テーマに関するエントリは以下の3つ。 ■信じられないDB文化「Join禁止」に「固定長DB」、、でも、合うんです。大規模コンシューマ向けサービスのRDB設 ■信じられないDB文化「固定長DB」でもあうんです。大規模コンシューマ向けサービスのRDB設計 ■ホント信じられないDB文化だけど、統計情報固定化はマジでアリ ちょうど折よく、ウチの会社のオラクル女子が書いたエントリの続きも公開されました。 ■一緒にまなぼ!「hiromi と楽しむOracleパフォーマンスチューニング!」【Vol.2 Statspackを見てみよう】 ということで僕の中でDB熱が盛り上がってきたので返答的なエントリを書きます。 「とりあえずメモリだけ気にしておけ」
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