Windows Subsystem for Linuxの具体的な話をする前に、Linux系での表記などについて簡単に解説しておく。Windows系では、特殊フォルダを含めて、階層化ディレクトリを「フォルダ」と表現するようになっているためこれに従うが、Linux系では「ディレクトリ」と呼ぶことが多いため、Linux側での表現は「ディレクトリ」する。 意味的には同じことになるが、WSL内とWindows側では同じ場所でもパスが違うため、用語を使い分ける。WSL側では、たとえば、ユーザー、shiodaのホームディレクトリは「/home/shioda」となるが、これはWindows側では「%Userprofile%\appdata\local\lxss\home」フォルダとなる。また、このユーザーディレクトリは、Linuxでは、「~」で表現できる。 たとえば、ユーザーフォルダの下にある「abc.t
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