モジュラモノリスで表現する複雑なドメイン領域と境界 / Expressing complex domain regions and boundaries with 'modular monoliths
自分が気づいてなかった資質を、探して、磨く 劣等感に消耗するより、目的志向で考える オープンソースコミュニティへの参画 ドメイン駆動設計とScalaが「点」となる ドメイン駆動設計との出会いと成果 遅延評価的学習法でScalaを習得 Scalaを使ってDDDを実践するスタイルを確立した 実験的に導入して結果が出れば業務での普及も進む 積み上げてきたScalaとDDDの開発スタイル Scalaコミュニティとともに 新しい挑戦で新しい「点」ができ、そして「線」につながる 「いずれどこかで点がつながって実を結ぶだろう」 過去も未来も思い切って手放し、今の自分に集中する こんにちは、Chatworkでテックリードをしている、かとじゅん(@j5ik2o)です。 今年(2020年)で48歳になりましたが、技術に前向きになったというか、本気を出したのは37歳ごろでした。遅いな……(笑)。まぁ、遅い早いが
はじめに この記事は Scala Advent Calendar 2016 - Qiita の 7 日目の記事です。 私事で恐縮ですが、今年の個人的なハイライトは、遅まきながらドメイン駆動設計と関数プログラミングを学べたことでして、その中でも、"Functional and Reactive Domain Modeling" (Debasish Ghosh 著) (以下、FRDM本) を読んで、ふたつのコンセプトが自分の中で繋がったことが最も大きなものでした。 Manning | Functional and Reactive Domain Modeling この記事では、本書の紹介も兼ねて、ドメイン駆動設計がどのように関数プログラミングと結びつくのか、非常にざっくりではありますが、Scala で表現してみたいと思います (ちなみに、私の Scala 歴は3ヶ月ほどですので、サンプルコード
Reactive Messaging Patterns読書会のなかで、「マイクロサービスとAkkaとGo」な面白い話題が出たので代表でまとめる試みエントリです。(結構、色々な話題に飛んでいるので難度高い。) まとめ方としては、会話ログを転記して、最後にまとめる形をとっています。また、議論と私の考えが混ざらないように所感は分けておきます。 ddd-cqrs-es.connpass.com TL;DR 要素技術(どんな言語使うとか、どんなアーキテクチャにするとか)の前に、組織やプロダクトの性格を考えて戦略を決めましょう。 そして、その中で最適と思われる戦術をとれるような要素技術を採用しましょう。 Akka良いよ。 ログ(一部抜粋) Slackからの引用のためテキストベースです。 事の始まりは、荒木さん(以下、 @applideveloper )の発言でした。 (この記事絡みですね。 集合知で各
はじめに 今日あった増田さんのDDD Allianceの3週連続DDDの話を聞いてきた所、最後の質疑応答で、 「ScalaやHaskellなんかの関数型的な考え方が適応できるんじゃないか?」 という質問が聴講者の方から上がったのですが、 増田さん的には「まだ挑戦的試みの域を出ない」という回答があったので、 ScalaでDDDを2年近くやってきた者として、これは役立つよねという手法を紹介しようと思います。 正直な話、DDDも関数型プログラミングも学ぶのに根気のいる難しい概念にもかかわらず、 バズワード化していろんな人が違う意味で使うようになってしまったので、 正直最近こういう話を書きたいと思わなくなってしまったし、 イスラムのムジャーヒディーンと十字軍の両軍の前で正義の定義について演説することに 近いものがあると思うので、気は進まないながらも、役立つものを紹介しようと思います。 まず最初に前
以前、ScalaJpのgitter.imでDDDについて議論が盛んに行われてたけど、いずれログが消えちゃうのがもったいなくて、ここに内容を貼付けます。 scalajp/public - Gitter 要約すると実践DDD本出たらみんなで読もうぜ。ってことで。 実践ドメイン駆動設計 (Object Oriented Selection) 作者: ヴァーン・ヴァーノン,高木正弘出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2015/03/17メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る ホントは、自分のブログとかじゃなくてGistとかがいいんだろうけど、見た目を整えるのが一番楽なので、ここに掲載しておきます。 一応、最初にまとめるにいたった経緯↓ xuwei-k 2015年2月24日 gitter、無料だとログの保存期間2週間って話だったけど、実は現状全部残ってる https://gitte
引き続きデブサミ2014。 ドワンゴ吉村総一郎氏によるセッション「Play2/Scalaでドメイン駆動設計を利用した大規模Webアプリケーションのスクラム開発の勘所」を聞きました。 いろんなところで良く聞くPHPレガシーコードにどう立ち向かったのか聞いてみたかったです。 案の定というか、想像以上のPHPレガシーコードっぷりにちょっと感動すらしましたがw profile 株式会社ドワンゴ 吉村総一郎氏 ウォーターフォール開発とアジャイル開発の両方のマネージャー経験 スライド ニコニコ生放送を書き直す理由 コードの技術的負債がやばい PHPで書かれている: 300万行! facebookで1000万行と言われているそう 1万行のクラスや4000行のメソッド 循環的複雑度600超のメソッドががが あまりに複雑過ぎて龍の巣と言われている(笑) まさに壊れかけのジェンガのよう 企画やスケジュールを優
みなさん、こんにちは。グリーのかとじゅん(@j5ik2o)です。 このエントリは GREE Advent Calendar 2013 の 18日目の記事です。よろしくお願いします。 私がグリーに入社してやっていることは、プログラミング言語 Scalaとドメイン駆動設計(以下、DDD)の布教活動です。布教活動といっても宣伝するだけでは具体性に欠けるので、実際に開発チームに入ってScalaやDDDの技術支援を行っています。本エントリでは、Scalaを用いたDDDの設計と実装をどのように行っているかを、DDDを知らない人でもできるだけわかりやすく説明したいと思います(Scalaわかっていると読みやすいですが、あんまり複雑なコードは出てこないのでなんとなく読めるのではないかと思います)。なお、DDDの実践例は他にもあります。一例だと思って読んでいただければ幸いです(先日のSNSチームでのドメイン駆
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