What’s new in Go 1.19? Go 1.19 Release Party Aug 15th, 2022 Yoshi Yamaguchi (@ymotongpoo)
はじめに こんにちは!Google Cloudでオブザーバビリティの担当をしているものです。CVE-2021-44228のおかげでバタバタしていますがみなさんはお元気ですか? このエントリーはpyspa Advent Calendar 2021の15日目の記事です。昨日は @moriyoshit さんの「Goのロギングライブラリ 2021年冬」でした。めちゃめちゃ調べてあって良い記事でした。Goでログライブラリの選定をする際にはこちらをまず読むと良さそうです。 2021.12.21 追記: 穴が空いていたのでGo Advent Calendar 2021 その1の14日目の記事にもしました。 さて、今日は本当は「Goならわかる確定申告第三表」という記事を書こうと思ったのですが、まだ確定申告の時期ではないのでそれは辞めにします。そのかわり、今日はGo 1.18がめでたくベータ版リリースとなっ
Golangの標準パッケージであるnet/httpを使ってHTTPルーターを自作する話です。 表紙は新書メーカーさんで作成しました。 https://yubais.net/tools/paperback-maker/ 追記: 要約版をqiitaに書いてあります。手短に知りたい場合はこちらが良いかもしれません。 https://qiita.com/bmf_san/items/312fac5b3132d8bee4ca 自作ルーターがawesome-goにリストアップされました :D https://github.com/avelino/awesome-go#routers 追記: コードのハイライトを修正しました。 追記: Go Conference 2021 Autumnで"net/httpでつくるHTTPルーター自作入門"というタイトルで発表しました。 https://speakerdec
pkg.go.devへの移行 これまでGoでは標準パッケージのドキュメントはgolang.org/pkgから閲覧できました。また、サードパーティ製のパッケージは、godoc.orgで閲覧できました。Goはソースコードにすべての依存関係をインポートパスとして記述します。そのため、インポートパスさえあれば簡単にパッケージドキュメントが生成でき、https://godoc.org/github.com/tenntenn/greetingのようなURLをブラウザで開くだけで閲覧が可能でした。 godoc.orgの存在によってREADMEにパッケージドキュメントへのリンクを貼るだけで済むようになりました。簡単にドキュメントが生成できるため、ソースコードにドキュメントコメント書く文化の浸透にも寄与したのかなと思います。 Go Modulesが登場し、パッケージを束ね、バージョン管理をする単位としてモジ
TIGの伊藤真彦です。 渋川さんが投稿された Go 1.16のembedとchiとSingle Page Application Go 1.16のgo:embedとNext.jsの相性が悪い問題と戦う に近い研究記事です。 やりたいこと 私の最近の仕事はgo-swaggerによるバックエンドAPI開発です。本流はバックエンドですが、必要に応じてクラウドインフラを弄ったり、ちょっとしたフロントエンドアプリケーションを作ったりといった動き方で働いています。 ある時、go-swaggerで作ったバックエンドAPIの資産を使って、ちょっとした開発者向けアプリケーションを作りたくなりました。 ローカル環境でサーバーとフロントエンドアプリケーションを両方起動すると、サーバーがlocalhost:3000 フロントエンドがlocalhost:8080を占拠してしまいます。また、フロントエンドとバックエン
Goのエラーハンドリングが採ったスタイル 多値返し 直積(関数の返値とエラーを両方返す) try-finallyをdeferという機構でカバー panicはプロセスを落とすためのもの Goはこの戦略でエラーハンドリングを行うとしましたので、「多値はなぜタプルじゃないんだ?」、「直和(返値orエラー)で十分じゃ?」「panic-recoverでtry-catchできそう?」などいう様な他の処理系の風習を持ち込むことは意味がありません。そしてそれらの提案の多くはすでに検討されリジェクトされてきた経緯があります。 「try組み込み関数」プロポーザルなんかも検討されマージ直前くらいまで進んだこともありますが、「Goのエラーハンドリング」にとって一長一短がありました。その欠点課題は解決できずに最終的にリジェクトされました。 「多値返し」は実にCPUフレンドリーな機構で、C言語の関数呼び出し規約にちょ
MOONGIFTはオープンソース・ソフトウェアを紹介するブログです。2021年07月16日で更新停止しました 個人的に認証統合は好きで、一つのIDでシステム全体を管理したいと考える派です。そのベースとしてよく使われるのがLDAPです。Active DirectoryもLDAPをベースとしており、社内外における認証統合に一役買っています。 そんなLDAPサーバですが、ちょっと立てるのが面倒に感じていました。しかしglauthであれば開発用途や個人で簡単に使えそうです。 glauthの使い方 設定ファイル指定して起動するだけです。とても簡単です。 $ glauth -c sample-simple.cfg 15:18:52.896862 doConfig ▶ DEBU 001 Debugging enabled 15:18:52.896892 startService ▶ DEBU 002 W
2020年にもなったので、vim-goを卒業して、vim-lsp(gopls)を使ったVimの開発環境を構築する。 TL;DR vim-goを卒業してgoplsとvim-lspを使った開発環境を構築する VimでLSP(とその他プラグイン)を使えば以下のことができる リアルタイムで静的解析の結果をエディタ上に反映する ポップアップで静的解析のエラーを表示する ポップアップで関数定義などのコメントを表示する 定義元へジャンプができる。 package名.などを入力IDEのような補完候補が表示さえる funcと入力してタブを押下するとスニペットが展開される。 &http.Client{}と書いたあと:LspCodeActionで構造体のフィールドをゼロ値で初期化する importをよしなに解決する(goimport) :wによる自動ソースコード整形、およびそのエラー表示 Vim上からテストを実
The Go Cloud Development Kit The Go Cloud Development Kit (Go CDK) is an open source project building libraries and tools to improve the experience of developing for the cloud with Go. Go CDK provides commonly used, vendor-neutral generic APIs that you can deploy across cloud providers. The idea is to support hybrid cloud deployments while combining on-prem (local) and cloud tools. This project al
新しい言語に移行するのは常に大きな決断です。その言語をよく知る人がチームメンバーに1人しかいない時などは特にそうです。今年の初め、我々は Stream の主要言語を Python から Go に切り替えました。この記事では、なぜ私達が Python から Go に移行しようと決断したのか、その理由を説明します。 Go を使う理由 理由1 - パフォーマンス Go は速いです! Go は極端に速い。そのパフォーマンスは Java もしくは C++ に匹敵します。私達のユースケースでは、Go は Python より30倍速いです。Go と Java を比較したベンチマークはこちらです。 理由2 - 言語パフォーマンスの問題 多くのアプリケーションにとって、プログラミング言語は、単にアプリとデータベースを繋ぐものにすぎません。言語そのもののパフォーマンスは通常あまり重要ではありません。 しかしな
devfest 2017 tokyo の発表資料です。 Goのサーバサイド実装におけるレイヤ設計とレイヤ内実装について考える from pospome 当日は入室できない人もいたらしい & 機材トラブルで10minほど開始が遅れてしまった ということで申し訳なく思っています。 また、立ち見する価値がある内容を提供できたのだろうか? とも思っています。 スライドは単体でも発表内容が伝わるように文章を多めに載せているので、 是非確認してみてください。 100ページ越えていますが・・・。 #DevFest_room2 入れなかった。。— t.junichi (@tjun1) 2017年10月9日 ものすごい立ち見人数 #Devfest17 #DevFest_room2— バトルプログラマー柴田智也@少女終末旅行 (@tomoya_shibata) 2017年10月9日 ルーム2これから並ぶ方はま
Steve Francia, for the Go team 6 March 2017 Thank you This post summarizes the result of our December 2016 user survey along with our commentary and insights. We are grateful to everyone who provided their feedback through the survey to help shape the future of Go. Programming background Of the 3,595 survey respondents, 89% said they program in Go at work or outside of work, with 39% using Go both
Go書いててなんとなく見えてきた Goでやっちゃいけないパターン WAF導入してらくらくWebアプリ WAF自体が現在群雄割拠状態。 WAF毎にハンドラインターフェースが違うので既存コードつなぐにはラッパーが必要。 どのWAFもLL言語に比べるとまだまだフィーチャーの網羅範囲が狭い。 なのでもちろんLL言語ほど楽には書けないことが多い。 リフレクション使いまくりでトータル性能はLL言語並みに遅いのもある。 Go1.7のcontextパッケージの導入で標準のHTTPハンドラが復権する可能性があり更に荒れる予想。 追記: 楽できるのを期待してWAFを導入するの「やっちゃいけない」とまでは言い過ぎだったかもしれないけれど例のsqlでPrepareを正しく使えていないで性能出なかった件とか、当面WAFを使うなら自分で概ね中身を理解して使う覚悟が必要。 構造体メソッドにロジックを詰め込む Goの思想
白ヤギの開発者の森本です。 白ヤギでは Go 言語でニュース記事のキュレーションをする カメリオ API というサービスを開発しています。約1年2ヶ月前、Go を使って開発し始めたときに当時調べた内容を整理して以下の記事を書きました。 Go言語で API サーバーを開発する 1年以上に渡り開発を継続してきて変わったこと、変わってないことなどをざっくばらんにまとめてみます。たまたま過去の記事のはてブコメントを見返していて 以下のコメント を見つけました。 最近 golang 導入事例増えて来たけど、導入後一年くらいのメンテナンスフェーズな事例について聞いてみたい。継続的デリバリーみたいなの。まだ早いのかな? まだまだメンテナンスフェーズにはなっていなくて現在も活発に開発中ですが、継続的デリバリーについて白ヤギでは特別なことをしてなく、ansible を使ってデプロイしているのみです。Go 1
さて、このタイトル、かなり挑発的ですよね。それは認めます。もう少し説明すると、私は大胆なタイトルが好きなのです。人の注意を引くことができますからね。とにかく、この記事では、Goがひどい設計の言語(実際、本当に全て台無しになります)だということを証明していこうと思います。私は既に数カ月間Goで遊んでいますし、たしか6月のいつだったかに初めてHello, Worldを走らせてもみました。私は数学がそんなに得意ではありませんが、あれから既に4カ月経っていますし、 Github 上のパッケージもいくつか手に入れました。言うまでもありませんが、私は仕事でGoを使ったことは全くないので、”コードサポート”や”デプロイ”やそのあたりに関する私の意見は話半分で読んでくださいね。 私はGoが大好きです。使ってみて大好きになりました。慣用表現を理解したり、ジェネリクスがないことや、おかしなエラーハンドリングや
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.
“オブジェクト指向”の意味を本当に理解するには、この概念の始まりを振り返ることが必要です。最初のオブジェクト指向言語はSimulaという言語で、1960年代に登場しました。オブジェクト、クラス、継承とサブクラス、仮想メソッド、コルーチンやその他多くの概念を導入した言語です。おそらく最も重要なのは、データとロジックが完全に独立したものであるとする、当時では全く新しい考え方をもたらしたことでしょう。 Simula自体には馴染みがない方も多いかもしれませんが、Simulaからインスピレーションを得たとされるJavaやC++、C#、Smalltalkといった言語は皆さんよくご存知でしょう。さらにそこからインスピレーションを得たものとしてObjective-CやPython、Ruby、JavaScript、Scala、PHP、Perlなど様々な言語があり、Simulaは現在使用されているポピュラーな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く