V8 javascript engineについて パーサー、AST、Ignition/TurboFan、最適化周り等

V8 javascript engineについて パーサー、AST、Ignition/TurboFan、最適化周り等
概要 ES2015を象徴する機能である、アロー関数構文の実装がついにV8で始まった。 無名関数を短く書ける [3.28.31] アロー関数は無名関数の省略記法である。 今までこう書いていたのが、 var fn = function (a, b) { } こうスッキリ書ける。 var fn = (a, b) => { } 「=>」が矢のように見えることから「アロー」関数と言う。 更に短くできる これが、 [1, 2, 3].map( function (v) { return v * v } ) // [1, 4, 9] アロー関数だとこうなるが、 [1, 2, 3].map( (v) => { return v * v } ) // [1, 4, 9] 引数が一つの時には「()」を省略できるので、こう書ける。 [1, 2, 3].map( v => { return v * v } )
tl;dr サンプルコードを付けたら記事がかなり長くなってしまったのでご注意下さい。 Node.jsの current master で V8がアップデートされ ES6の Promise が使えるようになりました(要オプションですが)。Promise を使うと Node.jsの非同期処理がどのようになるのか、Stream と Promise を組み合わせた使い方なども含めて紹介します。 1. はじめに Nodeの次期安定版 v0.12は、すぐ出ると言われながら既に v0.10のリリースから1年が過ぎてしまいました。 現在、v0.12の主要な新機能の実装は完了していますが、まだ安定版のリリースに向けて手当できていない部分が残っている感じです。そんな残っている部分の一つだった V8 のアップデートが先週末に行われました。 deps: update v8 to 3.24.40 (3/19現在は
変更点 タイトルの通り 影響 一部のArrayIteratorを返すメソッド Array.prototype.keys Array.prototype.entries 概要 先日規格の仕様変更があり、V8もそれに追従した。 これ自体は小さな変更だけど、ArrayIteratorがfor-inループと同じ感じだと思っていると詰まるかも。 以下、Array.prototype.keysでの例を挙げてみる。 var i var A = [ 'a', 'b', 'c' ] // 変更前 for (i of A.keys()) console.log(i) // "0" "1" "2" typeof i // "string" // 変更後 for (i of A.keys()) console.log(i) // 0 1 2 typeof i // "number" // for-in for (
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