今年で 6 回目となる "Best Illusion of the Year Contest" で、明治大学の杉原厚吉特任教授による作品 "Impossible motion: magnet-like slopes" が大賞を受賞した (New Scientist の記事より) 。 内容は「重力に逆らうように坂を転がり登っていくボールの映像」というもの。詳しくは以下をご覧あれ。 確かにボールが坂を「転げ落ちるように」登っていく。もちろんこれにはタネがあり、賢明な方なら想像が付くかとは思うが、目の錯覚を利用したトリックとなっている。杉原教授は錯覚を科学的に分析する研究を行っているそうだ。