企業向けのIT商談でも、iPhoneやAndroid端末などスマートフォンの人気が凄いらしい。iPadのようなタブレットPCも含めて、商談には欠かせないツールとなった。販促セミナーでもスマートフォンは欠かせないようで、某メーカー系の販売会社がiPhoneを使ったソリューションをアピールしたら大入り満員。その販社の幹部は「複雑な心境」とぼやき節だった。 IT関連では、消費者向けでヒットした製品・サービスが企業向けでも受け入れられる。これはWindows95やiモード以来、ここ十数年の法則だ。なんせ、消費者向けで爆発的にヒットすると、企業向けのITとして導入する際の様々なハードルが下がる。規模の経済が働き安くなるだけでなく、教育・研修の手間やコストもほとんどかからない。従業員の誰もが使い方を知っていたり、知らなくても喜んで学んでくれたりする。だから、特に情報システムのフロントとなる端末やポータ