実写映画「進撃の巨人」が秀作だった理由を3つの視点から累計1万字かけて徹底解説する - ＹＵ＠Ｋの不定期村
こんにちは、ＹＵ＠Ｋ（@slinky_dog_s11）です。 本日公開された映画「進撃の巨人」（前篇）。幕を開ける前から賛否両論を巻き起こしているのは周知の話で、原作＆アニメともに大好き・映画ファン・特撮オタクの自分としてはもうどうしたってこの目で確認しなければならない作品だった。公開日朝イチの座席を予約したは良いものの、楽しみすぎて前日の夜に中々寝付けず、夜中の３時半頃まで期待と不安に押し潰されていた。遠足前の小学生かよ。 なぜかと言うと、この映画、非常に背負っているものが多いし、大きい。仮にこの映画がヒットしたならば、日本の「漫画・アニメ実写化文化」に影響を与えることは明白だし、特撮文化としても、邦画のアクション映画としても、様々な面で見逃せないものになっていた。結論から言うと私は大満足であり自分の中で「秀作」というレベルに居座ったのだが、なぜそうなったのか、もうここまできたら徹底的に
「１本の映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する - ＹＵ＠Ｋの不定期村
こんにちは、ＹＵ＠Ｋ（@slinky_dog_s11）です。 実写映画「進撃の巨人」レビュー記事、連作第三弾。原作とかアニメとか特撮とかそういう視点は他の記事でがっつり書いたので、単純に「１本の映画」として、果たしてどうだったのか。（ネタバレあり） 【実写映画「進撃の巨人」が秀作だった理由を3つの視点から累計1万字かけて徹底解説する】 ・「進撃の巨人」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する ・「特撮映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する ・「１本の映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する まずもって前後篇に分かれている映画なので、そういう場合の「前篇」とはつまりどこに面白さを持ってくるのか、という部分。実際に映画を観た方なら分かると思うが、かなりの謎を後篇に投げているので、正直何も解決していないのがこの前篇である。とはいえそれは当たり前のことで、推理小説の半分ま
「特撮映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する - ＹＵ＠Ｋの不定期村
こんにちは、ＹＵ＠Ｋ（@slinky_dog_s11）です。 実写映画「進撃の巨人」レビュー記事、連作第二弾。樋口真嗣監督率いるスタッフが作った特撮映画として、この実写版「進撃の巨人」はどうだったのか。（ネタバレあり） 【実写映画「進撃の巨人」が秀作だった理由を3つの視点から累計1万字かけて徹底解説する】 ・「進撃の巨人」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する ・「特撮映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する ・「１本の映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する 結論から言うと、素晴らしいものだった。これは『「進撃の巨人」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する』でも書いたが、何よりもまず一般の巨人の描き方がすごい。中途半端な大きさが怖く、特殊メイクでぬるぬると動く巨人たちがとにかく気持ち悪いことこの上ない。ヒゲが生えた個体とか、顔がそのまま日本人の奴もいたが、
「進撃の巨人」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する - ＹＵ＠Ｋの不定期村
こんにちは、ＹＵ＠Ｋ（@slinky_dog_s11）です。 実写映画「進撃の巨人」レビュー記事、連作第一弾。まずは、原作・アニメと実写版を比較しながら、この新たな「進撃の巨人」がどのような物語になっているのかを徹底解剖していきたい。（ネタバレあり） 【実写映画「進撃の巨人」が秀作だった理由を3つの視点から累計1万字かけて徹底解説する】 ・「進撃の巨人」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する ・「特撮映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する ・「１本の映画」として、実写映画「進撃の巨人」を徹底解説する まず、原作からの変更点は沢山あるのだが、その最たるものは、主人公エレンの戦う動機だろう。 原作では、まず母親が巨人に喰われるという衝撃の状況から幕を開ける。そこから、エレンは世の巨人を駆逐することに執着し、言わば怨念と復讐の塊のようなキャラクターに成長していく。「死に急ぎ野郎
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