視覚による伝達のうち、 「痛みとセクシャル以外の方法で、触覚を刺激する伝え方は他に何があるだろう?」 とふと思い、思いついた映像がこちらです。 ヤン・シュヴァンクマイエル「悦楽共犯者」 登場人物たち男女6人全員が、見事なまでの触覚的変態という設定。 その大の大人の変態達が、時に交差しながらも、人目を忍び、粛々と、極めて真面目におのおのの自慰器具を作りあげていく、というストーリーの素晴らしく素敵な(?)映画です。 快楽のヒントを見つけた時に鳴りだす、チャイコフスキーのお決まりのテーマがたまらなく大好き。 と、ここで思い入れを語っても仕方がありませんが、 やはり、視覚体験で触覚を刺激するという手法において、一つの新たな視点を提示している作品だと思い出しました。 何かのヒントになりそうなので、postを。