シェアハウスとは共同賃貸住宅の一種で、大きめの一戸建ての居室部分を入居者がそれぞれ占有し、居間や台所、風呂など水周りは居住者全員で共有するのが典型的なタイプである。まかないや管理人のいない寮や合宿所といったイメージだ。 欧米で普及している「ルームシェア」が条件の合った人同士で普通のアパートの1室を借りるのに対し、日本のシェアハウスは最初から共同生活を前提にオーナーが建物を改装しているのが特徴だ。 シェアハウスの普及が始まったのは2000年代初頭から。その後の賃貸アパート経営ブームに乗って、個人や中小不動産会社による参入が相次いで供給量が増加した。目新しさや交流、賑わいを求める若年層を中心に入居者も続々に集まった。 シェアハウス情報の大手ポータルサイト「ひつじ不動産」の調査では、首都圏のシェアハウス件数は2000年に31件、695部屋だったのが、2007年には429件6897部屋にまで急拡大
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