スマートフォンや大型ディスプレイなど17種類24製品を、準備期間わずか2カ月で一挙に商品化した家電ベンチャーのUPQ(アップ・キュー)(東京・千代田)。製品開発に着手したのは2015年6月。翌7月に会社を立ち上げ、8月6日に製品発表会を開催という驚異的なスピードで業界を賑わせた。そして今年2月29日にはUPQの第2弾となる新シリーズを発表する。 UPQのCEO 代表取締役を務める中澤優子氏はかつてカシオ計算機で携帯電話やスマホの商品企画を担当。退社後に開業したカフェの経営を続けながらUPQを1人で立ち上げた異色の経歴の持ち主だ。今回は中澤氏に起業に至るまでの経緯を聞いた。 (インタビュー・文=荻島央江)
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