ホーム 特集コンテンツ 「連続増収」企業のうれしくない働き心地 ニトリ、コメリ、共立メンテ、サンドラッグの「ケチケチ度」 週刊企業レビュー バブル崩壊の後遺症が続き、「失われた20年」とも呼ばれる長い不安定期にある日本経済だが、そうした逆境のなかでも20期以上にわたって連続増収を続ける企業がある。まるで「稼げる会社」の理想のような優等生……のはずだ。 ところが、そこで働いている社員たちの待遇や職場環境はどうだろうか。 キャリコネに登録されたデータをみていくと、「連続増収」という見事な業績とは裏腹な、とてもうれしくないような職場の実態が浮かび上がる。社員たちの本音から、企業の素顔を探ってみよう。 まずはニトリ。好調ぶりは有名だろう。「お、ねだん以上。」のキャッチコピーで大量のテレビCMを展開し、知名度を上げてきた。稼げる会社の代表格になっている。 だが、フロアスタッフの20代の男性社