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2017年1月14日のブックマーク (8件)

  • この世界の片隅に・斎藤環と津原泰水

    精神科医の斎藤環がツイッターに書いた以下の文章に、作家の津原泰水が異議を唱え、ちょっとした物議を醸している。 まとめtogetterへのリンク はてなブックマークへのリンク あまり指摘がないけれど「この世界の片隅に」は「失認」の映画だ。すずさんは周作さんの顔を忘れてしまうかもしれない。周作さんはほくろがないとすずさんが見つけられない。刈谷さんは息子の姿がわからない。被爆後の広島ではそこらじゅうで人間違いが起こる。 — 斎藤環 (@pentaxxx) 2016年12月5日 そこは「出遭えた奇跡」が起こらない世界。だから周作は「運命」と言うかわりに「最良の選択」などと言う。作に通底する「可能世界」モチーフと、この「失認」はつながっている。「運命」の物語ではないからこそ、これほど心にい込んでくる。 — 斎藤環 (@pentaxxx) 2016年12月5日 この文章において、黒焦げ死体を識別で

  • 【映画】この世界の片隅に 片渕須直監督に聞く:北陸文化:北陸中日新聞から:中日新聞(CHUNICHI Web)

    アニメーション映画「この世界の片隅に」のヒットが続いている。映画化を実現させるためのパイロット版の資金をクラウドファンディングで集めるなど制作段階からの共感が広がり、当初は63館だったのが累計で200館を超えた。キネマ旬報の日映画ベスト10で1位となるなど映画賞も獲得。戦時下に広島市から呉市に嫁いだヒロインすずの目を通し、庶民の日常を丹念に描いた片渕須直監督(56)は「振りかざす正義より、伝わるものがあるはず」と思いを語る。(松岡等) 「すずさんは戦時中に生きた人を代表する人。そのすずさんが見たものを通して、あの時代を描けたらと思ったのです。こんな街で買い物をしたり、生活をしたりしていたんだと、当にいた人として感じたかった。呉の人たちから、当時は当にそうだったと評価してもらい、うれしかった」 「登場人物たちの広島弁が、おばあちゃんたちのしゃべる広島弁なんだそうです。うちのおばあちゃん

    【映画】この世界の片隅に 片渕須直監督に聞く:北陸文化:北陸中日新聞から:中日新聞(CHUNICHI Web)
  • アニメーション版「この世界の片隅に」を捉え直す(13)サイレン | マンバ通信

    「う~~~~」と少しくぐもった声で言うのが、戦中に少女時代を過ごした母の得意の口真似だった。警戒警報の長いサイレンのことだ。口真似の次にはたいてい「あの音ぁよう忘れんねえ」が来て戦時中の思い出話となり、それが一段落すると、「では、○○体制に、かかれ-!」と子供たちを片付けだの風呂だの勉強だのと次の活動にせき立てるのが常であった。その号令は、戦争の悲惨さをまるで感じさせない奇妙な明るさを伴っており、長いこと「防空体制に、かかれー!」をもじったものだとは気づかなかった。 20年に頻繁に鳴らされるようになった警報は「警戒警報」と「空襲警報」の二つに分かれる。警戒警報は「三分連続吹鳴」の長いサイレンで、これが鳴ると夜中であろうと昼間であろうと「防空体制」に入らねばならない。そして空襲警報は、数秒おきに断続的に鳴らされる警報で、これが来たらいよいよ急いで防空壕に入らなくてはならない。 「この世界の片

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  • TBSラジオ ときめくときを。

    ラジオ放送局「TBSラジオ」のサイト。TBSラジオの周波数は[AM954kHz/FM90.5MHz]。PCやスマートフォンではradiko(ラジコ)でもお聴きになれます。全国のラジオ34局ネットワークJRN(JapanRadioNetwork)のキーステーション。記事や番組内容、オンエア楽曲、最新イベント・グッズ情報などのコンテンツを毎日更新中!!

    TBSラジオ ときめくときを。
  • 「この世界の片隅に」はこの上なく未来を描いた戦争映画だ! - 脱R論

    世界の片隅で終わらせたくない。 この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック 『この世界の片隅に』製作委員会 観た。観たよ。良かった。 会社を休んでまで観に行った甲斐があった。 もうね、この映画については皆が言及しすぎてて 俺が書く程の事は無いと思ったんだけどやっぱ書きたい。 それくらいの衝動に駆られる作品だったんだよ。 2016年の映画の満足度ランキングでは、 強敵揃いだった昨年の作品の中でなんと見事第一位に輝いた映画だ。 映画雑誌「キネマ旬報」でも年間一位を獲得。 プロモーションが弱く配給先も少ない映画なのに、 その評判は口コミ・SNSを通して今も尚じわじわと広がっている。 この映画を端的に言い表すならば、 「今までには無い全く新しい戦争映画 」といったところ。 監督は片渕須直氏。名前は知らなかったんだが、 調べたらBLACK LAGOONのアニメ監督じゃねーか。ちょっとビックリ。 ち

    「この世界の片隅に」はこの上なく未来を描いた戦争映画だ! - 脱R論
  • 「この世界の片隅に」舞台を巡る:朝日新聞デジタル

    朝日新聞デジタルの写真特集「「この世界の片隅に」舞台を巡る」です。

    「この世界の片隅に」舞台を巡る:朝日新聞デジタル
  •  『この世界の片隅に』の興行収入を ひそやかに見守る、というブログ

    このブログは、映画『この世界の片隅に』の興行収入の推移に興味を抱いたブログ主が、その変動について「見える化」したいと思い、心向くままおもむろにはじめたものです 興収・販売数データの整理、およびグラフ化を行なっていきます 最終的な興味は、「興行収入を見守りたい!」等のランキングに反映されない劇場における 興行収入が、全体の興行収入に与える影響について大まかに把握できたらよいなあというところにあります 《注意事項》 このブログでは、興行収入という数字を主に扱いますが、数字の大小に基づいて作品の良し悪しを判断したり、その値によって特定の作品を貶めたりする意図は全くありません 速報性は追求しませんのでご了承ください 内容の更新は基的に上書きの予定です。予告なく変更しますのでご注意ください ブログ情報に基づいて生じた如何なる損失についても補償は致しかねます 公式ホームページ...... のこらぼ

     『この世界の片隅に』の興行収入を ひそやかに見守る、というブログ
  • タイロンのブログ この世界の片隅に

    「この世界の片隅に」 太平洋戦争前後の広島・呉を描いたアニメーション映画で、 もはや説明は不要なくらいの大ヒットとなった作品です。 作品の舞台が私の実家の極近所といった設定。 原作者のこうの史代さんが私と同世代ということで、 私が親から聞かされてきた体験談を 全く同じ熱量で彼女も聞いていたのだなと、 原作を読んだ時から感じておりました。 ただ、私が親の世代から聞いてきた体験というのは、 戦争の恐ろしさとか、恨み節とかではなく、 どうやって生き抜く努力をしたとか、楽しみを見出したかという話がほとんどなのです。 この世界の片隅にで描かれる物語は、 戦争の悲惨さ、恐ろしさを声高に訴える内容ではなく、 その時代を活き活きと生き抜いた人たちの日常を淡々と描いています。 このことが多くの人の心を掴み、その時代を知らない人にも共感できる理由ではないでしょうか。 私の父親が当時を語るエピソードにこんなのが

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