米中貿易摩擦真っ最中だが、そのことは既に何回も取り上げてきたので、今回はがらっと目先を変えた話をしたい。「仮想」と「現実」の狭間にあるとでもいうべき存在の「仮想ゲーム」が、現実の企業活動にも影響を及ぼし始めており、なおかつそれが、例えばゲームのキャラクターを提供している任天堂や運営主体のナイアンティックなどだけでなく、様々な企業にとっての「材料」となる可能性についてだ。 株価とは、およそ世の中のあらゆる事象を消化しながら形成されるものである。そのため、普段はゲームに興味がないという人でも、今回と次回の内容は頭の隅に残しておいていただきたい。 投資家には将来、街歩きならぬ「ネット歩き」がおそらく必要になる。筆者の考え方は、「実は仮想と現実はかなり混然一体として存在する」というものだが、ネットのパワーが伸張していることでその境界線は一段と入り組んできていると思う。 ロコモコセット 全国のマクド