鈴木:1月ですが会場内が暑くて、さっきまで冷房が入っていましたね(笑)。今日の参加者は50人ちょっとでした。毎月、第三水曜日に「IT研究会」、第三金曜日に「3万ドル倶楽部」という名前の勉強会を開催しています。年々会員数は増えていまして、現在は両方で100名ぐらいになりました。 中小企業の経営者や現場の担当者を対象に、IT(情報技術)を活用して実際に業績を上げていこうという勉強会ですね。「IT研究会」のほうは既に200回以上開催されているとか。 鈴木:始めてもう16年になりました。もともとはIT活用をテーマに始めて、情報共有とか「見える化」とか、いろいろ取り組んできたのですが、はっきり言ってそういうテーマはもう必要ないと感じています。社長が旗を振って、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)だの情報共有だのとやる必要はもうないですよ。そのための道具も必要ありません。 どういうことですか。 鈴木:中小