2007年5月2日、イラク南部の町Azeirで小麦の収穫を行う男性(c)AFP/ESSAM AL-SUDANI 【3月15日 AFP】アフリカで発見されイランまで拡大した小麦を襲うカビの被害が隣国パキスタンにも広がっている可能性がでてきた。15日の英科学誌ニュー・サイエンティスト(New Scientist )が カビは1999年にウガンダで発見されUg99と名付けられた。2001年にはケニアに、2003年にエチオピアに拡大。2007年6月にはサイクロン「ゴヌ(Gonu)」の風に乗って、海を越えてイエメンまで拡大した。 ニュー・サイエンティストは、カビが現在イランでも報告され、パキスタンに侵入した可能性もあると指摘し、「もし本当なら深刻な事態。パキスタンは食糧を自国生産する小麦に大きく依存する上、パンジャブ(Punjab)州などアジア有数の穀倉地帯であり、そこで生産される小麦は世界各国に輸
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