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ブックマーク / news.mynavi.jp (568)

  • 「滑り台は重い人が速い」という物理法則との矛盾の謎を立教大の学生が調査

    立教大学は6月6日、「体重が重い人ほど滑り台を早く滑るのはなぜか」という、一見もっともらしいものの、物理学的には“自由落下の一様性”から見ると不思議な謎を、卒業研究のテーマとして探求し解明したことを発表した。 同成果は、立教大 理学部の村田次郎教授、同・塩田将基学部生(研究当時)らの研究チームによるもの。詳細は、日物理教育学会の刊行する物理全般を扱う公式学術誌「物理教育」に掲載され、査読前プレプリントが「Jxiv」で公開されている。 もし空気抵抗がなければ、物体を落下させると、羽毛のように軽いものであれ、鉄球のように重いものであれ、「自由落下の一様性」により同じ時間をかけて地面に落下する。この性質は、ガリレオ・ガリレイが行ったピサの斜塔での実験でも知られている。 自由落下の一様性。重いものも軽いものも、同じ加速度で落下する。慣性の大きさも重力も質量に比例するためだ。摩擦のある斜面を滑る時

    「滑り台は重い人が速い」という物理法則との矛盾の謎を立教大の学生が調査
    smicho
    smicho 2023/06/08
    ただし摩擦はないものとする。
  • スイスで「AIお天気お姉さん」誕生、あまりのリアルさに驚きの声 - ネット「未来キタ」「本物にしか見えない」

    この女性気象予報士は、Jade(ジェイド)と呼ばれるAIで生成された女性アバター。現地時間4月3日から登場し、朝の天気予報を担当しているそうだ。その自然な表情や、動きから視聴者が彼女がAIであると気付けないほどなのだとか。同局の公式YoutTubeチャンネルに、実際に彼女が天気予報を伝える映像が公開されているので、一度見てほしい。言われないければ、AIだと気づくのは難しいだろう。 まるで実在する人間のよう。スイスって人件費が高そうですしね Jadeは病気もせず、休暇もいらず、毎日決まった時間に確実に天気を伝えられるという、通常の気象予報士にはない特徴を持っている。 放送局の責任者であるPhilippe Morax氏によると、「数名の(人間の)候補者と面談を行ったが、適任が見つからなかった」という理由から、AIアバターのJadeを起用したという。またこの取り組みは、メディアのイノベーション戦

    スイスで「AIお天気お姉さん」誕生、あまりのリアルさに驚きの声 - ネット「未来キタ」「本物にしか見えない」
    smicho
    smicho 2023/04/27
  • カレー沢薫のほがらか家庭生活(339) 最終回

    漫画家・コラムニストとして活躍するカレー沢薫氏が、家庭生活をはじめとする身のまわりのさまざまなテーマについて語ります。 →これまでのお話はこちら 突然だがこの連載は今回で打ち切られることになった。 しかし、そうは言っても300回以上、年数にして何年かは忘れたが無職前からやっていることだけは確かだ。 もはや私の人生は無職前と無職後の区別しかない。無職前のことは「紀元前」ぐらい雑にまとめられている。 つまり、かなりの長寿連載であり、それに対し「打ち切り」などというのはさすがに卑屈すぎであり「堂々最終回」とか言っても良いはずだ。 むしろこれで打ち切りと名乗るとは8回とかで突然の死を迎えた物の打ち切りニキへの礼を欠きすぎている。 そう思われたかもしれないが、この連載は当に打ち切りなのである。 何故なら担当からのメールに「連載調整において、連載の打ち切りが決定いたしました」と書かれていたからだ

    カレー沢薫のほがらか家庭生活(339) 最終回
    smicho
    smicho 2023/02/23
  • 京大、ホログラフィ原理において擬エントロピーからの時間軸創発を提唱

    京都大学(京大)は1月23日、時間が経過するにつれて空間が指数関数的に膨張する宇宙を表す、宇宙定数が正の場合のアインシュタイン方程式の代表的な解の「ドジッター宇宙」に対する「ホログラフィ原理」(dS/CFT)を考察した結果、3次元ドジッター宇宙における時間的な測地線の長さが、共形変換で不変となる量子物質理論の共形場理論における「擬エントロピー」という量の虚数部分に相当することを見出したと発表した。 同成果は、京大 基礎物理学研究所の瀧祐介大学院生、同・土井一輝大学院生、同・ Jonathan Harper研究員、同・Ali Mollabashi研究員、同・高柳匡教授らの研究チームによるもの。詳細は、米国物理学会が刊行する機関学術誌「Physical Review Letters」に掲載された。 ホログラフィ原理とは、ある宇宙の重力理論は、その宇宙の端に仮想的に存在する量子物質の理論(共形場

    京大、ホログラフィ原理において擬エントロピーからの時間軸創発を提唱
    smicho
    smicho 2023/01/26
  • 中国の台湾統一が起こると半導体業界はどう変わるのか? IC Insightsが分析

    中国の習近平国家主席が「祖国統一を必ず実現する」と主張し、台湾統一への強い意欲を示す一方、台湾の蔡英文総統は「全力を尽くして阻止する」と対抗姿勢を見せる事態となっているが、半導体調査会社の米IC Insightsが、仮に中国による台湾統一が実行された場合の世界の半導体シェアの変化に関する分析レポートを発表した。 米中貿易紛争は、半導体分野にも影響を与えており、HuaweiやSMICへの米国政府による制裁が行われている。IC Insightsの見解によると、中国に対する米国の貿易制裁は、中国に「ICおよびエレクトロニクス産業で将来果たして競争できるか」という疑問を投げかけることとなっているが、その質問に対して「台湾統一に集中していることが、中国の答えを明らかにしている」としている。 同社は、2020年12月時点で実施した地域・国別世界IC生産能力調査に基づいた台湾ならびに中国のIC生産能力シ

    中国の台湾統一が起こると半導体業界はどう変わるのか? IC Insightsが分析
    smicho
    smicho 2021/10/18
  • 燃料電池の非白金化につながる鉄系新物質、東工大などが開発

    東京工業大学(東工大)、熊大学、静岡大学の3者は10月4日、燃料電池の非白金化につながる鉄系新物質の開発に成功したと共同で発表した。 同成果は、東工大 物質理工学院材料系の難波江裕太助教、同・早川晃鏡教授、熊大大学院 先端科学研究部(工学系)の大山順也准教授、静岡大 理学部化学科の守谷誠講師、旭化成の共同研究チームによるもの。詳細は、化学を中心に、医学や環境、ナノサイエンスなど、その学際的な分野も扱うオープンアクセスジャーナル「JACS-Au」に掲載された。 燃料電池の触媒として白金が使われているが、燃料電池車(FCV)の場合、1台あたりおよそ20~30gほど使われているとされており、車両価格の引き下げには、その白金使用量を現在の1/10程度に削減することが必要だと考えられている。 こうした課題を踏まえ、白金に代わる安価な触媒候補として、鉄源、窒素源、炭素源を含んだ前駆体を1000℃程

    燃料電池の非白金化につながる鉄系新物質、東工大などが開発
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    smicho 2021/10/05
  • なぜヤモリは夜でも色を識別できるのか? 京大などが仕組みを解明

    京都大学(京大)と岡山大学は、夜行性のヤモリが暗がりで色を見分ける特殊な能力を持つメカニズムを明らかにしたと発表した。 同成果は、京大大学院 理学研究科の山下高廣講師、岡山大 学術研究院 医歯薬学域の小島慧一助教、京大大学院 理学研究科の七田芳則名誉教授(現・立命館大学総合科学技術研究機構 客員教授)らの研究チームによるもの。詳細は、「Science」を刊行する米国科学振興協会(AAAS)の学際的なオープンアクセスジャーナル「Science Advances」に掲載された。 ヒトを含む多くの脊椎動物は、モノを見る際に色を識別することが可能であり、例えばヒトの場合は、明るい所で働く光受容細胞(錐体)を3種類持ち(三色型色覚)、赤・緑・青の波長の光をそれぞれよく吸収する光センサータンパク質(錐体視物質)がその中で働いていることが分かっている。 暗がりで生活する夜行性のヤモリはほかの多くの脊椎動

    なぜヤモリは夜でも色を識別できるのか? 京大などが仕組みを解明
    smicho
    smicho 2021/10/04
  • スマホのライトで新型コロナの付着を可視化するマスク技術を京都府立大が開発

    京都府立大学(KPU)と科学技術振興機構(JST)は10月1日、ダチョウ抗体を担持した口元フィルター入りの不織布マスク(ダチョウ抗体担持マスク)を用いることにより、呼気からの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の可視化が、蛍光抗体法で肉眼でも可能であることを見出したと発表した。 同成果は、KPUの塚康浩学長らの研究チームによるもの。今回の技術は特許出願済みで、米・スタンフォード大学医学部での臨床検体での検証を経て、KPU発ベンチャーであるオーストリッチファーマおよびジールバイオテックと、検査機器メーカーが検査キット化して国内外で販売する予定であるという。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染者の呼気やクシャミ、咳飛沫、唾液、鼻水などから感染すると考えられており、それらから簡便にウイルスを検出する技術の開発が求められている。 そこで研究チームは今回、塚学長らが開発し

    スマホのライトで新型コロナの付着を可視化するマスク技術を京都府立大が開発
    smicho
    smicho 2021/10/04
    ダチョウ抗体マスク。
  • AIを用いてデルタ株を含む新型コロナ治療薬候補の発見に九大が成功

    九州大学(九大)は9月27日、人工知能(AI)を用いて、疾患の原因となるタンパク質のアミノ酸配列から、そのタンパク質を狙った治療薬を見つけ出す方法を開発したと発表した。 同成果は、九大 生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授、米・ハーバードメディカルスクール・システム生物学部門の清水秀幸リサーチフェロー、北海道大学 人獣共通感染症 国際共同研究所の澤洋文教授らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、査読前のプレプリントとして、生物学のプレプリントサーバー「bioRxiv」に掲載された。 日々、研究開発が進められている治療薬や予防薬などが、実際に患者に届くまでは非常に長い時間がかかることが知られている。その理由の1つは、有望な治療標的タンパク質に対する薬を作ることが、現在の技術を用いても容易ではない点にあるとされる。 現在流通している薬の多くが分子量500未満の小分子化合物とされるが、その化合

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    smicho
    smicho 2021/09/29
  • 東京の新型コロナ第5波ピークは8月8日、理研などがリアルタイム感染予測手法を開発

    理化学研究所(理研)と名古屋大学(名大)は9月14日、日々得られる最新のデータを生かした新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染予測を開始し、Webページ上で公開したことを発表した。 同成果は、理研 計算科学研究センターデータ同化研究チームの三好建正チームリーダー、キウェン・ソン大学院生リサーチ・アソシエイト、坂英之 テクニカルスタッフI、名古屋大学大学院 多元数理科学研究科のセルジュ・リシャール特任教授、津々直大氏(修士2年生)、同大 理学部 物理学科のチャン・スン氏(4年生)、リョクヨウ・チョウ氏(4年生)らの共同研究グループによるもの。 これは、コンピュータを使った天気予報の要となるデータ同化の方法を新型コロナの感染予測に応用したもの。感染拡大には、1人の感染者が何人に感染させたかを示す「実効再生産数」が良い指標となるが、直接それを知ることはできないため、これまで感染予測

    東京の新型コロナ第5波ピークは8月8日、理研などがリアルタイム感染予測手法を開発
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    smicho 2021/09/15
  • デルタ株はワクチンで得た中和抗体に対して従来株比で6-8倍の抵抗性、東大が確認

    東京大学(東大)は9月13日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の「デルタ株(B.1.617.2系統)」のウイルス学的および免疫学的特性を明らかにし、ワクチン接種で獲得された中和抗体に対して、従来株よりも6~8倍の抵抗性を確認したことなどを発表した。 同成果は、東大 医科学研究所 附属感染症国際研究センター システムウイルス学分野の佐藤佳准教授、佐藤准教授が主催する研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」に参加している広島大学大学院 医系科学研究科の入江崇准教授、東京都 健康安全研究センターの吉田勲研究員のほか、英国やインドの研究者たちも参加した国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」にオンライン掲載された。 2021年9月14日時点で日で流行している新型コロナがデルタ株(B.1.617.2系

    デルタ株はワクチンで得た中和抗体に対して従来株比で6-8倍の抵抗性、東大が確認
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    smicho 2021/09/15
  • なぜ、コウモリはウイルスの宿主でいられるのか? 名大が理由の一端を解明

    名古屋大学(名大)は8月30日、ヒトに感染して重篤な症状をもたらす危険性のある多くのウイルスの自然宿主であるコウモリを調べ、ウイルス感染に対する哺乳類の自然免疫応答の分子メカニズムを新たに発見したと発表した。 同成果は、名大大学院 生命農学研究科のロナルド・タリガン大学院生(現・インドネシア・ボゴール農科大学講師)、同・勝田哲史大学院生、同・竹前等研究員(現・東京農工大学 感染症未来疫学研究センター 産学官連携研究員)、山口大学 共同獣医学部の下田宙准教授、国立感染症研究所 獣医科学部の前田健部長、名大大学院 生命農学研究科の飯田敦夫助教、同・道栄ー教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、ウイルス全般と、そのホストなど関連を含めた分野を扱う学術誌「Virus Genes」に掲載された。 コウモリは、ヒトに感染すれば重篤な健康被害を引き起こす危険性の高いいくつものウイルスの自然宿主として

    なぜ、コウモリはウイルスの宿主でいられるのか? 名大が理由の一端を解明
    smicho
    smicho 2021/09/02
  • タバコの煙から抽出した物質にヒト細胞へのコロナ感染抑制効果を確認

    広島大学の研究チームは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)がヒトに感染する際に利用する受容体の構成タンパク質の1つである「ACE2」の発現がタバコの煙成分によって低下することや、それが芳香族炭化水容体(AHR)を介して低下すること、およびその機構と関与する化合物を明らかにしたと発表した。 同研究は、広島大学原爆放射線医科学研究所の谷圭司准教授、同大学院医系科学研究科の坂口剛正教授、同大学院統合生命科学研究科の坊農秀雅特任教授、関西医科大学附属生命医学研究所の廣田喜一学長特命教授、松尾禎之講師らによるもの。詳細は、科学誌「Scientific Reports」に8月17日(英国時間)付で掲載された。 これまで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病態に、喫煙が悪影響を与えていることが多くの疫学調査から示唆されている一方で、新型コロナ感染者に喫煙者が少ない、または、喫煙者の

    タバコの煙から抽出した物質にヒト細胞へのコロナ感染抑制効果を確認
    smicho
    smicho 2021/08/20
    喫煙者の抗体価が低いという話とも関係あったりするだろうか。
  • 廃PETを用いた花王のアスファルト改質剤が全自動運転時代に注目されるワケ

    花王といえば、洗濯洗剤の「アタック」シリーズやスキンケアブランドの「ビオレ」などBtoC向けの製品のイメージが強いと思うが、実は売り上げの約20%は産業分野向けに化学製品を扱うケミカル事業が占めている。 そのケミカル事業部が2020年12月にアスファルト改質剤「ニュートラック5000」を発売した。同製品はすでに、2021年1月にウエルシア薬局が運営する新店舗「ウエルシア藤沢用田店」に採用されたほか、同年3月には静岡県磐田市の公道に採用されたという。 ニュートラック5000は舗装に対して1%配合するだけで、舗装の耐久性を約5倍向上させることに加え、配合により強度が増すことで舗装からの粉塵の発生を抑える効果や、舗装した際の黒い発色が持続するため、白線の視認性が高くなることから安全走行への寄与も見出されているという。 走行試験による耐久性の比較(出典:花王) 施工から3年経過した駐車場の様子(出

    廃PETを用いた花王のアスファルト改質剤が全自動運転時代に注目されるワケ
    smicho
    smicho 2021/08/17
  • 自閉スペクトラム症児は視覚よりも身体感覚を重視する可能性、名大などが確認

    名古屋大学(名大)、自治医科大学、筑波大学の3者は8月6日、自閉スペクトラム症児ならびに定型発達児を対象に研究を実施し、自閉スペクトラム症児は、ターゲットへ手を伸ばす動作を行う際に、他者視点の映像の影響を受けにくいことを発見したと共同で発表した。 同成果は、名大大学院 情報学研究科(研究当時:自治医科大学)の平井真洋准教授、立命館大学 理工学部(研究当時:自治医科大学)の櫻田武助教、筑波大学システム情報系の井澤淳准教授、自治医科大学小児科学の池田尚広講師、同・門田行史准教授、同・山形崇倫教授、国際医療福祉リハビリテーションセンターの下泉秀夫教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 ヒトは同じ景色を見ていても、自分が見ている景色と他者が見ている景色は似てはいても厳密には異なることを容易に想像・理解することが可能だ。

    自閉スペクトラム症児は視覚よりも身体感覚を重視する可能性、名大などが確認
    smicho
    smicho 2021/08/10
  • ウイルスに対する免疫反応はワクチンと実際の感染では異なる、理研などが発見

    理化学研究所(理研)と東京理科大学(理科大)は7月15日、インフルエンザウイルスに対する免疫反応がワクチン接種とウイルス感染では異なることを発見し、経鼻感染の方がワクチン接種よりも質の高い「広域中和抗体」が産生されるメカニズムの一端を明らかにしたと発表した。 同成果は、理研 生命医科学研究センター サイトカイン制御研究チームの久保允人チームリーダー(理科大 生命医科学研究所 教授兼務)のほか、理科大、国立感染症研究所、慶應義塾大学、かずさDNA研究所の総勢16名の研究者が参加した共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 現在、インフルエンザの予防のために広く使用されている「不活化ワクチン」は、ホルマリン処理などによって感染性を消失させたウイルス粒子が使用されている。そのため、そのワクチンに使用したインフルエンザウイルス

    ウイルスに対する免疫反応はワクチンと実際の感染では異なる、理研などが発見
    smicho
    smicho 2021/07/17
  • 免疫応答の重要因子の欠損が注意欠如・多動性を引き起こす、浜松医大などが確認

    浜松医科大学と埼玉医科大学は7月7日、免疫応答に重要な因子である「主要組織適合遺伝子複合体クラスI」の機能が欠損すると、ドーパミン受容体が増加し、注意欠如・多動性障害様行動を引き起こすことをマウスを用いた実験から発見したと発表した。 同成果は、浜松医科大 総合人間科学講座の孟紅蕊元大学院生、銅・中原大一郎名誉教授、埼玉医科大 教養教育学科の村上元講師を中心に、東京福祉大学、宮崎大学の研究者も加えた共同研究チームによるもの。詳細は、精神神経免疫学研究協会が発行する人間と動物の行動、神経、内分泌、免疫系の相互作用などを扱った学術誌「Brain, Behavior, and Immunity」に掲載された。 発達障害の1つとして知られる「注意欠如・多動性障害」(ADHD)は有病率が高く、学齢期の子どもの3~7%にも及ぶと推定されている。ADHDは、その特徴である不注意や多動性、衝動性などの問題を

    免疫応答の重要因子の欠損が注意欠如・多動性を引き起こす、浜松医大などが確認
    smicho
    smicho 2021/07/11
  • 朝食でのタンパク質摂取が筋肉量の増加に効果的、早大が確認

    早稲田大学(早大)は7月7日、タンパク質摂取による筋量増加効果は、摂取量だけでなくタイミングも影響することを明らかにしたと発表した。また、朝時にタンパク質を摂取することがもっとも筋量を増加させ、それには筋肉の合成を高める作用が強い分岐鎖アミノ酸が関わっていることも合わせて発表された。 同成果は、早大 重点領域研究機構の青山晋也次席研究員(研究当時、現・長崎大学 医歯薬学総合研究科 神経機能学 助教)、早大 理工学術院の柴田重信教授、同・金鉉基講師らの研究チームによるもの。詳細は、ライフサイエンスを扱ったオープンアクセスジャーナル「Cell Reports」に掲載された。 事から摂取するタンパク質は、骨格筋の合成や筋量の維持・増加に重要とされているが、各国の事調査から、多くの国で、その摂取量は朝では少ないこと、朝・昼・夕といった3の中で摂取量に偏りがあるといったことが分かっている

    朝食でのタンパク質摂取が筋肉量の増加に効果的、早大が確認
    smicho
    smicho 2021/07/09
    プロテインは就寝前に取れって言うけど。
  • 新型コロナ回復者の中和抗体の質は時間とともに向上する、国立感染研が発見

    国立感染症研究所(国立感染研)と日医療研究開発機構(AMED)は7月6日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)回復者における中和抗体の質が時間とともに向上することを発見したと発表した。 同成果は、国立感染研 治療薬・ワクチン開発研究センターの森山彩野主任研究官、同・高橋宜聖センター長、同・安達悠主任研究官、国立感染研 抗体検査チームの鈴木忠樹チーム長/部長、東京品川病院の佐藤隆研究センター長、同・新海正晴治験開発・研究センター長らの共同研究チームによるもの。詳細は、免疫学を扱う学術誌「Immunity」にオンライン掲載された。 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の一部の変異株は、回復者やワクチン接種者が獲得する中和抗体から逃避するというデータが相次いで報告されており、今後のワクチン戦略にも影響を与える可能性が指摘されている。 共同研究チームはこれまで、抗体応答が時間ととも

    新型コロナ回復者の中和抗体の質は時間とともに向上する、国立感染研が発見
    smicho
    smicho 2021/07/08
  • やる気が出る・出ないの脳内メカニズムには2種類ある、量研が解明

    量子科学技術研究開発機構(量研)は7月2日、やる気が脳内伝達物資ドーパミンにより調節される2つの仕組みを明らかにしたと発表した。 同成果は、量研 量子生命・医学部門量子医科学研究所脳機能イメージング研究部の堀由紀子研究員、同・南敬史グループリーダーらの研究チームによるもの。詳細は、生物科学を扱う学術誌「PLOS Biology」にオンライン掲載された。 やる気(行動に対する意欲、モチベーション)は、日常生活のちょっとした動作から、業務や勉学、スポーツなど、すべての活動を支える源だが、しかし、すべての行動に対して常に高くできるかというと、簡単にはいかない。 このやる気の上がったり下がったりは、脳内伝達物質の1つである「ドーパミン」を生み出すドーパミン神経細胞が、予測される報酬とコストから計算されるその個人にとっての行動の価値を伝えることによるものと考えられている。 また脳のドーパミンに関す

    やる気が出る・出ないの脳内メカニズムには2種類ある、量研が解明
    smicho
    smicho 2021/07/07