“海の厄介者”ニザダイをキャベツで養殖、商品化へ 天然魚 魚育プロジェクト初の取り組み「魚育はまち」も販売 回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社(代表取締役社長:田中邦彦、所在地:大阪府堺市)は、駆除対象魚でもあるニザダイに廃棄予定のキャベツを与えた「【ベジタブルフィッシュ】ニザダイ」を、東京、大阪、埼玉の計10店舗にて、11月6日(金)から期間限定で販売します。また、「天然魚 魚育プロジェクト」初の取り組みとして約1年間育ててきた「魚育はまち」を、同店舗・同期間で販売します。 ニザダイは主に西日本でよく獲れる魚ですが、海藻を主食とすることから磯焼け(※)の原因とされ、駆除対象となるなど、“厄介者”扱いされています。身の部分に独特のにおいもあり、商品化にはハードルがありました。そこでくら寿司は神奈川県水産技術センターの「ウニのキャベツ養殖」をヒントに、紀州日高漁協(和歌山