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ブックマーク / note.com/takeuchi_kazuto (2)

  • 論文紹介 なぜソ連は1979年にアフガニスタンに侵攻したのか?|武内和人|戦争から人と社会を考える

    1979年12月、ソ連は国境に集結させた部隊をアフガニスタンの領域に侵攻させ、アメリカを含めた西側諸国を驚かせました。この時のアフガニスタンで革命評議会議長として権力を掌握していたのはハフィーズッラー・アミーンでしたが、彼は12月27日に大統領宮殿でソ連の国家保安委員会が送り込んだ特殊工作員によって暗殺されました。アメリカは、このソ連の軍事行動に対して反発し、安定の方向に向かっていた米ソ関係は1979年以降に新冷戦と呼ばれるほど悪化の一途を辿ることになりましました。 冷戦終結後、ソ連がアフガニスタンに侵攻するに至った理由を探るために、さまざまな調査が行われています。その研究は今でも続いていますが、ソ連の首脳部、具体的にはソ連共産党政治局でアフガニスタンに侵攻するという選択肢はもともと避けるべきだという見解が支配的だったことが分かっています。しかし、1979年の間に相次いで発生した政変で政治

    論文紹介 なぜソ連は1979年にアフガニスタンに侵攻したのか?|武内和人|戦争から人と社会を考える
    smicho
    smicho 2024/04/18
  • メモ 軍隊が実施する民事(civil affairs)とは何を意味するか?|武内和人|戦争から人と社会を考える

    軍隊が任務遂行のために部外に対して実施する活動を民事(civil affairs)といいます。戦争歴史を扱った研究で民事に注目したものは少なく、どうしても軽視されがちですが、その成否は作戦行動の進展や兵站支援の準備に重大な影響を及ぼします。 民事の基的な目標は任務を達成するために、軍隊の外部の個人、集団、機関と連携し、それらの能力を活用すると同時に、その能力を保護、発展させることにあります。戦時には敵国の領土の一部に部隊で占領する場面や、反対に自国の領土から住民を避難させる場面が数多く発生しますが、このような地域では治安状況が悪化し、市民生活が困窮する場合が少なくありません。速やかに法的秩序を回復し、住民の生命と財産を保護する措置を講じなければ、占領軍は補給品や労働力を安定的に調達できなくなり、防御部隊は避難民を巻き込みながら戦闘を遂行しなければならなくなります。 戦争史において民事は

    メモ 軍隊が実施する民事(civil affairs)とは何を意味するか?|武内和人|戦争から人と社会を考える
    smicho
    smicho 2023/01/14
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