今回臨県経由になったのは、パスポートを更新したために番号が変わり、それを公安局に登録に行くためでした。ただし、担当者もすでに顔見知り(なんと、彼のおじいさんの葬儀の写真を撮っている)なので、手続きはわずか3分で済みました。 その後、帰国前に出しておいた写真を受け取り、それを持って三交に向かいました。バスで30分と、しごく便利なところであり、今後の活動の予定などたてたかったからです。 樊ばあちゃんは、なんだか私がとても気に入ってくれたようで、今回もあれこれ歓待してくれ、先回やや緊張した面持ちで私を見送ってくれた李じいちゃんは、竈のふいごを引いている最中で、珍しがってカメラを向ける私にポーズまでとってくれました。ふたりが写真を喜んでくれたのはいうまでもありません。 私は例の“朝鮮姑娘”の部屋が気になっていたので、再度案内してもらいました。もしかして気難しいような人だったら、事情が事情なだけに、