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  • 林博史『戦後平和主義を問い直す―戦犯裁判、憲法九条、東アジア関係をめぐって』かもがわ出版、2008年

    林博史『戦後平和主義を問い直す―戦犯裁判、憲法九条、    東アジア関係をめぐって』かもがわ出版、2008年 「はじめに」より 2008年8月にこのを刊行しました。そのなかの「はじめに」の一部をここに紹介します。ちょうど映画「私は貝になりたい」の公開が始めるときであり、それに関する個所を掲載します。これほどでたらめな映画が、あたかも良心的な映画であるかのように何十年にもわたってくりかえし制作、放映されているところに、日の戦後平和主義の欠陥が象徴的に示されているように思います。できれば、この全体を読んでいただければ幸いです。 2008.11.15記 はじめに 一九四五年の敗戦を契機として、その後、今日にいたるまで日は自らが戦争を仕掛けることをしてこなかったですし、直接の戦闘に参加することもしてきませんでした。残念ながら後者については事実上、戦争に参加していると言えるのですが、直接、武

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    smtz8 2012/08/16
    『中国人に対しては毒ガスを使っても良心の咎めを感じないような、民族差別的な意識を持っていたと批判されても当然の人物を、いまだに「良心的」と考える今日の日本人の民族差別的な意識こそが問題』
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    smtz8 2011/04/25
    『敗戦時の公文書廃棄についての資料(補遺)』
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    戦争史料の見方、扱い方 「図書館雑誌」1999年8月 林 博史 「図書館雑誌」への第3弾です。前の2回は、日戦争責任資料センターについての紹介と協力のお願いという性格が強かったのですが、今回は戦争にかかわる史料論です。 2001.3.31記 1 戦争史料にはどのようなものがあるか 現代の総力戦のもとでは、戦時下におけるあらゆる史料が戦争史料と言ってもよいだろうし、さらに戦争の準備から戦後処理にいたる史料も含まれるだろう。歴史学では人間の存在や活動の痕跡を示すあらゆるものが史料であると考えているが、近代日戦争史料という場合には、大きく分けて文献史料、オーラル史料、遺跡などの物的史料に分けられるだろう。 �@文献史料 文献史料としては、陸海軍その他政府機関の公文書、兵士や市民の戦記、回想録、日記などがあげられる。日の旧陸海軍の文書は、敗戦のときに閣議決定により焼却命令が出され、多くが

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    smtz8 2011/04/25
    『日本軍が毒ガスや細菌兵器を使ったり、捕虜を虐待したり、占領地の住民を虐殺したという史料は公開しない/防衛庁内部で勝手に決められ/史料の一部が白い紙で封をされて見られなくなっているものが増えている』
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    smtz8 2011/04/25
    戦史室は「太平洋戦争戦史」の編纂にあたり、1956年度から75年度までに約1 万5 千人の関係者から面接調査をおこなっており、それを契機にして日記、回想類を提供を受けているが、それらはほとんどが非公開になっている
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