スコットランド独立問題のまとめ 英国はイングランドを中心とした連合王国であり、その一角を担うスコットランドで独立の機運が高まりました。 この独立問題は、展開次第ではFXに限らず金融市場に大きな影響を与えると思われる重要事象でした。その展開についてまとめます。 独立の是非を問う住民投票を前に独立賛成意見が多数派となったとの世論調査を受けて、英ポンド(GBP)の価値は大きく下落、オプションのボラティリティも高まって為替市場の攪乱要因になりました。このイベントは日本にいるとなかなか実感が伴いものの、世界のFX市場では注目を集める重要なイベントでした。 そもそも独立って出来るの 住民投票で可決されれば独立できるのか、合法性は担保されているのかっていうのがまず気になるところ。これについては 2012年1月に英政府、スコットランド自治政府間で結ばれたエディンバラ合意(キャメロン英国首相とサモンド・スコ