(前回からつづく) 米オラクル(Oracle)が提供するJava開発実行環境「Java SE」(Java Platform, Standard Edition)。現在、最も長いサポート期間が残っているバージョンがJava SE 8だ。無償サポートは2019年1月(非商用に限って2020年12月)、有償サポートは2025年3月までである、 ユーザーはこの期間が終わる前に新しいバージョンに移行する必要がある。その際には、長期間のサポートが設定されるLTS(Long Term Support)と呼ばれるバージョンであるJava SE 11が最有力候補になる。オラクルはJava SE 11を2018年9月にリリースし、2026年9月まで有償サポートを提供する。同じタイミングでオープンソースとして提供されるOpenJDKのJDK 11でも、同じ期間の無料サポートが提供される可能性が高い。 ところが、