上昇を終えて降下のための水平姿勢に移ったスターシップ「SN8」。スペースXによるライブ配信アーカイブより(Credit: SpaceX)日本時間2020年12月10日朝、スペースXは開発中の大型宇宙船「スターシップ」の試験機「SN8」(SNはSerial Numberの略)による初の高度12.5kmへの高高度無人飛行試験を実施しました。離陸と上昇および上空からの降下には成功したものの、着陸時に機体は地上へ激突して失われています。 こちらはYouTubeで公開されているスペースXによるライブ配信のアーカイブ映像です。3基の「ラプター」エンジンを点火したSN8はゆっくりと上昇を始め、後述する過去の試験飛行で達成した高度150mをはるかに越える高さに到達。打ち上げから4分40秒後にSN8はエンジンを停止して降下のための水平姿勢に移り、前方と後方に計4枚備えられたフラップを稼働させて着陸地点を目指