2019年1月6日のブックマーク (1件)

  • 百田尚樹『日本国紀』をコンナヒトタチに批判されたくない

    近年、改めて歴史ブームと言うべき現象が起きているのかもしれない。歴史好きの女性「歴女」や歴史アイドル「歴ドル」の存在をはじめ、歴史に詳しいことが一つのステータスとなるような時代となっている。呉座勇一著『応仁の乱』(中公新書)のような一見カタそうな書籍がベストセラーになるのも、そうした風潮と無縁ではなかろう。 一方、近隣諸国とのいわゆる歴史認識問題についても、かつてのように一部で激しく議論されつつも結局相手国やその主張に同調する勢力に押し切られるというようなことはなくなり、かつてないほどに日人が自国の歴史に目覚め、主張できる時代となってきている。 筆者が小学生であった平成の初め頃には想像もつかないであろうこの状況を鑑みれば、平成という御代は、後世から見て戦後日が自らの国史を取り戻す重要なステップとなった時代だと評価されるかもしれない。 その平成最後の年(改元前の最後の年)となった昨年、百

    百田尚樹『日本国紀』をコンナヒトタチに批判されたくない