ブックマーク / snobocracy.hatenablog.com (4)

  • Stand by you. 『さらざんまい』を見て - 衒学四重奏

    前回のエントリが『ユリ熊嵐』、前々回のエントリが『輪るピングドラム』ということで、このblogもすっかり幾原作品を語る場になった。このblogを始めたときには、そのような縛りをかけるつもりもなかったので、思いもよらなかったことだ。それはさておき、さあ、『さらざんまい』について語ろう。 『さらざんまい』の魅力は、記号的な表現や奇想な世界観、視聴者を惹きつける周到なプロットに、Twitterとアニメ放送の内容を連携させた試みと、枚挙に暇がない。だが、ここでは、これまでのエントリと同様、『さらざんまい』という作品のテーマに絞って、私なりの理解を整理しておきたい。エントリは、ネタバレを多分に含むので、主に、『さらざんまい』の視聴を終えた人に向けたものである。 つながりと、欲望。 「未来は、欲望をつなぐものだけが手にできる。」 阿久津真武(第1話) 幾原監督が公言しているように、この作品のメインテ

    Stand by you. 『さらざんまい』を見て - 衒学四重奏
    snobocracy
    snobocracy 2019/06/24
    4年ぶりにblogを更新しました。つながりたいから、セルクマしたい。
  • 異質な他者と生きること 『ユリ熊嵐』を見て - 衒学四重奏

    前回のblog投稿から早いもので3年が経った。久々のblog投稿で何について書くかというと、先日最終話を迎えた『ユリ熊嵐』についてである。 作は、幾原監督の過去の作品と同様、抽象度の高いワーディングや、シュールなアニメ表現、回想シーンを多用したプロットにより、独特の分かりにくさがある。それらは、幾原監督の作家性であり、魅力の1つだ。ところが、最終話まで観てしまえば、幾原監督のメッセージは一貫して明解だと思えた。おそらく、1巡目(特に序盤)には抽象度の高い表現に翻弄された人であっても、作品のテーマを理解した後に見直せば、理解は幾分容易になるだろう。ただ、周りを見回すと、最終話を見終えてもなお、「最後までよく分からなかった」という感想も一定数見かける。そこで、何の足しになるかは分からないが、私が理解している範囲内で、作のテーマを書き残しておきたい*1。 普遍的な愛を喪失した世界で「物のス

    異質な他者と生きること 『ユリ熊嵐』を見て - 衒学四重奏
    snobocracy
    snobocracy 2015/04/08
    3年ぶりにblogを更新しました。想定外に長くなってしまった。
  • 古谷実の『ヒミズ』から見た、園子温の『ヒミズ』 - 衒学四重奏

    snobocracy
    snobocracy 2012/01/31
    セルクマ。ちょっと今回は偏りすぎな気もするが。
  • Amo: Volo ut sis. 『輪るピングドラム』を見て - 衒学四重奏

    昨年末に『輪るピングドラム』を1話から最終話までぶち抜きで見た。遅ればせながら、年を跨いでのblog投稿になる。 作は、謎解きの要素が多く、各人のエピソードが回想を交えてプロットが進むので、 話半ばになっても何処に向かって進んでいるのか見えない部分があったものの、一気に見たら、その流れみたいなものが非常にクリアだった。特に、訴求したいことが物語の中に埋め込まれているというよりも、それらが全てセリフとして直接的に発話されていたので、見る者によって解釈が分かれるといったことも起こりにくいだろうな、と。もっとも、例え共通の解釈がされたとしても、それに対する賛否は諸々あるでしょうが。 私自身、アニメの細かい設定には無頓着なので*1、とりあえず細かな設定や伏線回収はさておき、ピンドラを2周目で見る人のために、テーマの骨子(と私が考えているもの)を以下に覚書きしておく。 問題意識:承認不全=愛の喪失

    Amo: Volo ut sis. 『輪るピングドラム』を見て - 衒学四重奏
    snobocracy
    snobocracy 2012/01/09
    はてなブログ始めました。なぜか最初のpostがピングドラム評w
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