何かの機能を提供するシステムを構成する時、OSのパッケージ管理システムに必要なサービスが含まれていなくて、手動でインストールしないといけない場合がある。 その場合、困るのが「再起動時の自動起動」。手動でやってると、メンテナンスで再起動なんかした時に、つい忘れてしまうんだよね。 ここは精神の安定とシステムの平和を守るためにも、自動にしておきたいところ。 Gentoo (正確にはOpenRCをinitシステムとして使っている場合のみだけど ) では、initスクリプト (起動スクリプト) を用意してやることで、サービスや開始や停止、自動起動の登録などの制御ができるようになる。 これは、サービス (デーモン) を自作するときにも役に立つ。例えばWebアプリを稼働させる場合、キャッシュサーバ、Webサーバ、アプリサーバ、DBサーバなどが相互に依存して絡み合いながら動作するので、適切な起動順で各サー