まず講義を始めるにあたって、大前提として“ゲームサウンド=音楽”ではないと宣言。祖堅氏自身のキャリアは効果音からで、「ゲームサウンド=音楽ではない」と最初から思っていたとのこと。そして、「ゲームをプレイするお客さんは“ゲームサウンド=作曲”と思っても問題ない。まずは音に興味を持っていただくことが肝心なので。ですが、今回の講義の趣旨として、発注する側がそう思っていてはいけない。ゲームサウンドは音楽だけではありません」と続けた。 「サウンド屋としてはお客さんにはサウンドを聴いてほしいけれど、サウンドをよりリッチにしたいからと言って、グラフィックを犠牲にする手段は取りたくない」とし、一般的には絵を重視するセオリーがあり、見た目がスゴいほうがスゴさがストレートで伝わるが、音はなかなか伝わりづらい傾向があることを語った。 また、グラフィックに影響のない範囲でサウンドをリッチにするため、切磋琢磨するの
![『FFXIV』グリー主催の勉強会“GREE Creators' Meetup”にサウンドディレクター祖堅正慶氏が登壇。“サウンドワークスまで見据えたゲーム制作”に必要不可欠なモノとは? - ファミ通.com](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/faaebb36292c6215e61a0fadfe12fd52a3c6a273/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.famitsu.com%2Fimages%2F000%2F093%2F023%2Fl_5645dd82c2567.jpg)