“音楽が作れる”より“ゲームが好き”か ──「FF16」のサウンドがどのように作られているかに迫る特集企画をご提案した際、THE PRIMALSのインタビューでもたびたびご登場いただいている祖堅さんから「『FF16』のサントラの企画であれば、チームの今村と石川もぜひ」とご提案いただいて取材が実現しました。お二人とも祖堅さんが採用を担当したと伺っていますので、今村さんと石川さんのお二人にはこれまでの経歴を交えながら、まずはどのようにスクウェア・エニックスのサウンドチームに合流したのかを聞かせてください。 今村貴文 僕が音楽を本格的に始めたのは中学の頃にバンドを組んだときですね。バンド内で作曲を担っていたこともあり、大学くらいから職業作家を目指していました。大学卒業後は音楽の作家事務所に所属して、5年くらいコンペ用に曲を作り続ける日を過ごしていたんですが、これがなかなか安定した収入にはつながら
2023年7月20日2023年7月20日 『FINAL FANTASY XVI』のサウンドトラックについて、本作の音楽を担当した祖堅正慶氏が語る! 皆さまこんにちは! 『FINAL FANTASY XVI』で音楽を担当させて頂いた、祖堅と申します。音楽制作者となると、音楽のことばかり考えている人と思われがちですが、私は根っからのゲーマーでして。音楽の話もたくさんしますが正直、音楽の話しをするよりもゲームの話しをしている方が好きなほど、頭の先からつま先まで、しっかりゲーマーとして仕上がってしまったオッサンです。 さて。今作の音楽ですが、今回はダークファンタジーのど真ん中を直球で突き抜ける、というイメージで制作しました。「ファイナルファンタジー」という作品にとって、ゲーム体験としてもはや音楽は無くてはならない存在ですよね。 今回もプレイヤーのゲーム体験を最高に彩る、そして心を揺さぶりまくるゲー
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