そして隠し子の話に加え、以前出版した自伝の英語版が最近になって発売されたことが英語圏で大きな話題になっており、あらためてジャッキーのネガティブな話が広まっているのである。 日本ではすでに翻訳版が発売されているこの本では、ジャッキーは愛人だった元ミス・アジアの女性についても言及。息子が小さい頃にイラついて投げ飛ばしたことがあるという話、若い頃に稼いだ金をギャンブルと売春婦に使っていたこと、飲んだくれて車を運転していたことなど、自身の素顔を赤裸々に暴露している。 欧米では、子供たちを中心に人気が高い、憧れのジャッキーにそうした黒いイメージは皆無だと言っていい。いつも笑顔を絶やさず、ファンサービスは厭わない。いかにも「いい人」というイメージだからこそ、この暴露満載の自伝によるインパクトは大きかったようだ。 中国との関係、若かりし日の悪行、隠し子、同性愛――。大人になったジャッキーファンたちは、さ