将棋には、結果だけで語るには惜しい対局というものがある。今回の戦いも、将棋の奥深さをまざまざと見せつけられる一局だった。 4月12日、プロ棋士とコンピュータとの5対5の団体戦「第3回将棋電王戦」の第5局が東京都渋谷区の東京・将棋会館で行われ、将棋プログラム「Ponanza(ポナンザ)」が屋敷伸之九段に勝った。すでに第4局までにコンピュータ側が3勝1敗と勝ち越しを決めており、プロ棋士側は第5局の敗戦で、前回の1勝3敗1分を下回る1勝4敗という成績で今回の電王戦を終えた。
![屋敷九段とPonanzaが一致していた読み筋「第3回将棋電王戦」第5局 - 「将棋観」の差異が最も色濃く出た一局 (1) コンピュータは駒の数を、棋士は駒の効率をそれぞれ支持した | マイナビニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ecba726fef826901a2a427057a38e097fe775d91/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2F20140502-denou3%2Findex_images%2Findex.jpg)
来日中の米国の世界的なジャズ・ピアニストのキース・ジャレットさんが、3日夜の大阪市北区のフェスティバルホールであったソロコンサートで、演奏を数回にわたり断続的に中断してステージから退場した。聴衆数十人が未明まで会場に残り抗議する一幕もあった。 フェスティバルホールによると、客席2700席がほぼ埋まり、午後7時から開演。ライブ録音も兼ねていたが、ジャレットさんは演奏中の聴衆のせきやかけ声に「集中力を欠いた」と話しているという。演奏は中断をはさみながらも終演予定の午後9時過ぎまで続けられたという。 主催したフェスティバルホールとキョードー関西は「コンサートを楽しみにしていたお客様に深くおわび申し上げます」としている。
NHKの籾井勝人会長は幹部を集めた4月30日の理事会で、放送法が定める公平性の原則について「一つ一つの番組で、それぞれやるべきだ」という趣旨の発言をしたことが複数の関係者への取材で分かった。放送全体を通して判断すべきだとする従来の政府見解を踏み越えた現場への要求で、波紋が広がりそうだ。 理事会では番組内容を検証する考査報告があった。籾井会長は4月の消費増税で不安を抱える高齢者を取り上げたニュース番組に対し、「(税率が)上がって困ったというだけではニュースにならない」「買いだめは無意味だと伝えるべきだ」という趣旨の発言をした上で、低所得者への負担軽減策の議論も紹介するよう求めた。 部下の理事たちは、「努力しており、いろいろな観点を、様々な機会をとらえて報道している」などと反論したが、籾井会長はあくまで同じ番組内で違う意見を取り上げるべきだと主張し、理事会は紛糾した。
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