故郷を離れ、進学・就職などで東京で暮らすようになり、やがて結婚・出産。そしてわが子の進学となった際に、生まれ故郷とのあまりの違いに目まいを感じた保護者の方も少なくないのではないでしょうか。 かくいう私も、田舎では「私立小・中は特別な人だけが通うところ」みたいなイメージしかなかったのですが、どうやら東京、それも杉並では事情が違うらしい。区立の小中学校も、地域差なのか時代差なのか、なにやら色々違う模様。 そんな地方出身者の率直な疑問を、教育委員会側の公式なお話と、保護者側の事情との2つの目線で迫ってみました。 私立に進学する子ってそんなに多いの? まず、調べてみて驚くのは、東京の私立小中学校の数の多さではないでしょうか。 東京都私学財団のホームページを見る限り、小学校で53校、中学校に至っては180校以上の私立校が存在しています(その他、数は多くありませんが国立及び都立中高一貫校などもあります