Access Accepted第314回:2011年のビッグヒットを生み出した,あるメーカーの光と影 ライター:奥谷海人 2011年前半に発売された「L.A. Noire」は,世界累計で約400万本という大ヒット作になったのだが,開発元であるTeam Bondiが倒産の危機に陥っていることが2011年8月に報道された。オーストラリアのゲームとしては史上最高の開発費をかけて作られた超大作だが,リリース後に元開発者が内部告発を行ったりなど,いろいろと気になるニュースが流れている。L.A. Noireの開発で彼らに何が起きたのかをまとめてみたい。 ゲームにスタッフの名前がクレジットされない 1940年〜1950年代のロサンゼルスを緻密に作りあげ,その中で起きるさまざまな事件を解いていくという「L.A. Noire」。過去のゲームに比べて「最も映画表現に近いインタラクティブゲーム」であると評価され
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