以前、わたしはちょっと興味深いことに気づきました。最近の日本人は他人から親切を受けると、「ありがとう」ではなく「すみません」というのです。 わたしはそのことに異議を唱えるわけではない。「すみません」とは、「お手間をおかけしてすみません」「お気遣いをいただいてすみません」という意味で使っているのでしょうから、謝意は謝意です。目くじらを立てるほどのことではないでしょう。人間の心理としては、「すみません」よりは「ありがとう」と言われる方がうれしいものです。 社内でも「ありがとう」の文化を作ったらどうか。きっと「すみません」よりはコミュニケーションも円滑になり、よりよい職場環境、より効率的なワークフローが実現するのではないか。それはお客様満足度の向上にも貢献するのではないだろうか。そんな思いからスタートさせた取り組みが「サンクスカード」です。 サンクスカードは、その名の通り名刺大の紙に