こんにちは。セールスコンサルタントの伊庭正康です。 なかなか効率化を図るのは難しいものです。効率化を図るためにしたことで、かえってやることを増やしてしまった、といった事態になることも少なくありません。 たとえば、「会議は減ったものの、報告書の記入欄が増えた」「フリーアドレスになったものの、メールのやりとりが増えた」といったこともその1つ。こうなると、本末転倒です。 では、なぜこうなってしまうのでしょうか。「なぜ、なぜ、なぜ」を繰り返すと、その真因に行きつくと言いますが、この問いの行き着く先、つまり真因は、「キチンできていないと不安だから」といった完璧でないと不安になる心理に行きつきます。 このことに無自覚だと、周囲の仕事は減らないことになりますし、当然ですが自分自身の業務も減らすことはできません。 今回は、この効率化の弊害となる「完璧主義」の手放し方を紹介します。 伊庭正康(いば・まさやす