『ケンタッキー流 部下の動かし方』(森 泰造著、あさ出版)の著者がキャリアを築き上げたのは、大学卒業後に入社したという日本KFCホールディングス。店長、スーパーバイザーなどのリーダー職を経て、以後26年以上、人財育成コーチとしてチェーン店の社員(従業員)教育を行ってきたのだといいます。 現在は、コーチングやNLP(神経言語プログラミング)、発達心理学の理論を応用し、オリジナルの人財育成理論を確立。さまざまな悩みを抱えるリーダーをサポートする活動をしているそうですが、人財育成担当だったころに注目すべき結果を残しています。2015年度に新入社員育成改革を行ったところ、新入社員の2年以内の離職者が0となったというのです。正社員の半数近くが3年以内で辞めていくという飲食業界では、考えられないような実績を打ち立てたわけです。 KFCの離職率は、かなり低いことで知られています。またパート・アルバイトで